| ここではドラマ「この世界の片隅に」での主人公すず(松本穂香)の北條周作(松坂桃李)と出会った年齢や結婚した年齢などすずの年齢について紹介していきます。 「この世界の片隅に」はすずの幼少期から始まり、終戦後まで描かれていま … この世界の片隅にの周作とすずの最後や結婚した理由は?リンとの三角関係も? 戦争中の広島を舞台にしたこの世界の片隅にという作品をご存知でしょうか?この世界の片隅にでは主人公のすずと夫の周作を中心に、困難を乗り越えながら力強く生きていく人々の生活が描かれています。 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」って2016年版とどう違うの?追加された30分はどんなエピソード?回収されないままだった伏線は?気になる方は当記事をご覧ください!2019年長尺版で追加さ … この世界の片隅にの周作とすずの最後や結婚した理由は?リンとの三角関係も? 戦争中の広島を舞台にしたこの世界の片隅にという作品をご存知でしょうか?この世界の片隅にでは主人公のすずと夫の周作を中心に、困難を乗り越えながら力強く生きていく人々の生活が描かれています。 その後、白木リンは、迷子になっていた浦野スズと出会い、浦野スズと交流をもつようになった。 白木リンは死んだ 「この世界の片隅に」の理解を深めるうえで、大切になるのは、白木リンは浦野スズを北條周作の妻だと知っていたか、という点である。 漫画や映画「この世界の片隅に」に登場する座敷童子の正体は、「二葉館」で働く遊女・白木リンである 浦野スズは、子供のころ、祖母の家で昼寝をしていたとき、屋根裏から降りてきた女の子(座敷童子)を見た。 屋根裏から降りてきた女の子(座敷童子)は、縁側あったスイカを食べようとしたが、スイカは食べ残しだったため、浦野スズは女の子(座敷童子)のためにスイカを取りに行くのだが、スイカを持って戻ってくると、女の子(座敷童子)は消えていた。 浦野スズが祖母の家で見た女の子のこ … こちらでは漫画「この世界の片隅に」が原作となっている2011年8月に放送された、日テレ終戦スペシャルドラマ「この世界の片隅に」で主演が北川景子さん、リン役は優香さんだったネタバレあらすじを … 大事なのはこの世界の片隅「で」周作がすずを発見した事象ではなく、ふたりで自分たちの真の居場所を見つけていく過程にあったということは前に述べたとおり。 もっと言えば僕はね、人さらいにさらわれた話自体すずの作り話であり、せいぜい町で迷子になってそれに近い怖い体験をした� こうの史代の原作漫画「この世界の片隅に」に登場する座敷童子(ざしきわらし)と遊女・白木リンのネタバレです。, 漫画や映画「この世界の片隅に」に登場する座敷童子の正体は、「二葉館」で働く遊女・白木リンである, 浦野スズは、子供のころ、祖母の家で昼寝をしていたとき、屋根裏から降りてきた女の子(座敷童子)を見た。, 屋根裏から降りてきた女の子(座敷童子)は、縁側あったスイカを食べようとしたが、スイカは食べ残しだったため、浦野スズは女の子(座敷童子)のためにスイカを取りに行くのだが、スイカを持って戻ってくると、女の子(座敷童子)は消えていた。, 浦野スズが祖母の家で見た女の子のことを話すと、兄(鬼いちゃん)は幸運を呼ぶ妖怪「座敷童子」ではないかと言った。, 元々、白木リンは貧しい家庭に生まれたが、父親が酒代欲しさに白木リンを裕福な家庭に売ったため、白木リンは裕福な家庭の使用人になった。小学校には半年通ったというので、小学1年のことだろう。, しかし、白木リンは裕福な家庭でこき使われたうえ、裕福な家庭の子供に虐められため、裕福な家庭子の子供をボコボコにして逃走した。, そして、逃げ込んだ先が、浦野スズの祖母の家の屋根裏だった。祖母は屋根裏に住み着いた白木リンに気づいがが、気付かないふりをして、食事を与えていたようだ。, 白木リンは、祖母の家に遊びに来ていた浦野スズに見つかった後、祖母の家を出て電車に乗り、広島の呉市に行った。, 呉市で、白木リンは大人の女性に声を掛けられ、喫茶店でアイスクリームを食べさせてもらい、そのまま女性に連れられて朝日遊郭へ行き、朝日遊郭で雑用として働くようになり、大人になると、「二葉館」で遊女として働くようになった。, そして、白木リンは北條周作と出会い、ノートの切れ端に名前を感じて書いてもらったりして、結婚する目前まで行ったが、北條周作は周囲に反対され、白木リンとの結婚を諦め、浦野スズと結婚したようだ。, その後、白木リンは、迷子になっていた浦野スズと出会い、浦野スズと交流をもつようになった。, 「この世界の片隅に」の理解を深めるうえで、大切になるのは、白木リンは浦野スズを北條周作の妻だと知っていたか、という点である。, 浦野スズは白木リンが夫・北條周作の本命であり、自分が代用品であることに悩むが、白木リンは浦野スズが北條周作の妻だと知っているのだろうか。, なぜなら、浦野スズは白木リンに会って自己紹介したとき、自分の名前とともに、夫・北條周作の名前も告げたからだ。, 北條周作は白木リンと結婚しようとしていたので、白木リンに自分の名前を教えているはず。当然、白木リンは北條周作の名前を聞いて、浦野スズが北條周作の妻だと気付くはずだ。, だからこそ、白木リンは浦野スズに「人は死んだら記憶も消えて無うなる。秘密なのうなる。それはそれで贅沢なことかもしれんよ。自分専用のお茶碗とおなじくらいにね」と言ったのだと思う。, また、白木リンの生死については描かれていないが、働いていた二葉館が空襲で燃えたので、そらく白木リンは空襲で死んだと考えられる。, 白木リンは浦野スズに「みな言うとる。空襲に遭たらキレイな遺体から片付けてくれると」と言っているので、おそらく、白木リンの遺体は直ぐに回収された成仏したと思う。, なお、原作のあらすじとネタバレは「この世界の片隅に-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。. 2018年夏クールのtbs日曜ドラマ「この世界の片隅に」。 漫画、映画(アニメ)、そして実写化(連続ドラマ)となったこの作品ですが、 実は数年前に北川景子さん主演で実写化していたって知っていまし … まんが『この世界の片隅に』水原哲編 上巻6ページ 「ふたば」は料亭の名前だが、リンの娼館も「二葉館」という。「ほんらいはアニの役目でしたが」とカタカナになっているのは、おそらく兄は病気ではなく、すずに役目を押しつけただけだと思われる。 この世界の片隅に 2018.8.6 『この世界の片隅に』水原の一夜!周作がすずを水原の寝床に行かせた理由; この世界の片隅に 2018.7.30 『この世界の片隅に』リンは死ぬ?周作との関係は?リンが座敷わらしの … この記事を書いた人:pakiiraniicheriaさん 2018年7月29日(日)この世界の片隅に 第3話が放送されました。 前回は周作(松坂桃李)の姉・径子(尾野真千子)にキツ~く当たられて、その上実家に帰ったり、嫁に行って早々大変だったすず(松本穂香)。 この世界の片隅にいくつもの出会いが 女優/創作あーちすと・のんさん キネマ旬報日本映画の第1位になるなど、国内外で高い評価を受けた『この世界の片隅に』が、主人公すずや周作、リンの心の秘密を描いて深みを増して帰ってきた。 この世界の片隅にいくつもの出会いが 女優/創作あーちすと・のんさん キネマ旬報日本映画の第1位になるなど、国内外で高い評価を受けた『この世界の片隅に』が、主人公すずや周作、リンの心の秘密を描いて深みを増して帰ってきた。 ※【ネタバレ少し】このエントリーには少しネタバレがありますが、初めて鑑賞する人がショックを受けるほどではありません。『この世界の片隅に』の余韻に浸り・・・新年2017年になっても、映画のことを思い出すと夢うつつだよマンガ読みました?うん、お アニメ映画の『この世界の片隅に』では、すずとリンの出会いのシーンが描かれるぐらいで、リンはその後の物語にはほとんど登場しない。しかし、原作漫画の『この世界の片隅に』においてリンは「居場所」を主題としたこの物語の根幹に関わる重要なキャラクターだ。 ここではドラマ「この世界の片隅に」の現代パートで登場する佳代について紹介しています。 ドラマオリジナルで登場する現代パートの近江佳代。 広島の呉にある理由でやってくるのですが、どんな目的があるのでしょうか。 また、1話で … こうの史代原作、片渕須直監督による『この世界の片隅に』に新エピソードを追加した劇場アニメ。昭和19年、広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて新たな生活を始める。ある日、すずは迷い込んだ遊郭でリンという女性と出会い…。 Twitterで菅野完さんが絶賛していたのを直接のきっかけに、封切初日であった「この世界の片隅に」を池袋Humaxシネマズにて鑑賞。のんこと能年玲奈が主演であること以外に、何の予備知識もない。(自分の大好きな)戦時日本そして広島の被曝がテーマであることも知らなかった。 ブログを報告する, リンのことは好きだが生きていたらジャマだから、死んでくれたら友だちでいられる、リンは死体でもキレイだからオッケーなのです。, 映画『スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』テーマ解説でありまーす, 映画『スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』その7:エンディングとエピローグであり…. ここでは、ドラマ「この世界の片隅に」第4話に登場する黒村径子の長男・黒村久夫の役どころと、演じる大山蓮斗さんについて紹介しています。 黒村径子には2人の子供がいます。 1人はすずたちと一緒に住んでいる晴海で、もう1人が久 … ドラマ『この世界の片隅に』あらすじと原作情報【日曜劇場2018夏】 ドラマ【この世界の片隅に】4話の動画無料視聴はこちら|8月5日見逃し配信. リン、水原哲、周作との出会い ... 『この世界の片隅に』は、多くの人からクラウドファンディングで出資金を集めて制作された映画で、最初は上映館数も少なめでしたが、snsや口コミで話題になり結果的にはロングランの大ヒット作となりました。 2016 こうの史代原作、片渕須直監督による『この世界の片隅に』に新エピソードを追加した劇場アニメ。昭和19年、広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて新たな生活を始める。ある日、すずは迷い込んだ遊郭でリンという女性と出会い…。 2016年に劇場公開を果たし、同年には『君の名は。』という強力なライバルが居ながら見事第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した映画『この世界の片隅に』。今や終戦記念日などの度にこの作品を見返す人も多く、熱烈な支持を受けている作品です。 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」って2016年版とどう違うの?追加された30分はどんなエピソード?回収されないままだった伏線は?気になる方は当記事をご覧ください!2019年長尺版で追加さ … 映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のおすすめ度は4.6点(5点満点)。 今作ではリンさんとすずさんの女性としての人物像に深みが増していた。新たなエピソードが加わった分、2人に対する印象が変わり、それによって周作さんへの印象も変わった。 この世界の片隅にの第3話で周作はお店を移動中だったリンと出会います。 しかし、少し笑って会釈する程度でした。 今回のドラマ版でも直接的な描写はありませんでしたけれど、原作の漫画には周作とリンの関係性があります。 「この世界の片隅に」の原作とアニメ映画での相違点は? それは遊郭のりんさんの扱いです。 原作はりんさんの登場場面は多いけど、アニメ映画は割愛しています。 何故、アニメ映画はリンさんの登場を削っているのか? 私見ですが以下にまとめましたのでご一読お願いします。 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』©2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 本作で、すずは偶然知り合ったリンと心を通わせる中で、夫・周作とリンの過去について触れることになってしまう。 大きな感動に包まれている気分の自分、 映画には、もう少し気持ちを落ち着けてから行ってみます。 ひとまず立ちそばで休憩! 漫画の『この世界の片隅に』を読んで よくわかりました。 漫画の『この世界の片隅に』により. ドラマ『この世界の片隅に』第3話の感想. ドラマ『この世界の片隅に』第3話が終了しました。周作とリンがかつて恋仲であったことが示唆された第3話となりました。 当時、身売りされてきた女性が多く働いていた遊郭。 ここではドラマ「この世界の片隅に」での主人公すず(松本穂香)の北條周作(松坂桃李)と出会った年齢や結婚した年齢などすずの年齢について紹介していきます。 「この世界の片隅に」はすずの幼少期から始まり、終戦後まで描かれていま … 「この世界の片隅に」の原作とアニメ映画での相違点は? それは遊郭のりんさんの扱いです。 原作はりんさんの登場場面は多いけど、アニメ映画は割愛しています。 何故、アニメ映画はリンさんの登場を削っているのか? 私見ですが以下にまとめましたのでご一読お願いします。 封切り直後に『この世界の片隅に』を観に行ってきた(感想エントリ)。 実のところ、この作品が制作されていることを知ってから、原作はあえて触れずにきた。そうして、一回この作品を観たあと、原作を読み、もう一度劇場(立川の極音上映)に足を運んだ。 『この世界の片隅に』に新たに描いたシーンを使いして作成された『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。前作同様すずさんの物語ですが、新しいドラマとなって大きな感動を与えてくれる物語になっています。追加されたシーンによって描き出される多くの人の人生。 さて、映画と原作で一番大きい違いというのは、やはり遊郭のリンさんの存在だろう。原作では、大きな存在感を伴って描かれているリンさんのエピソードは、大幅に削られている。 この点を踏まえて、周作、すずさん、リンさん、水原哲らの関係について、考えてみたい。 『この世界の片隅に』はこうの史代先生による漫画で、漫画アクションにて連載していました。 2度のドラマ化、そしてアニメ映画化もされた名作です。2020年8月9日には地上波で放送されるとあり、非常に話題になっています。 さて … 大きな感動に包まれている気分の自分、 映画には、もう少し気持ちを落ち着けてから行ってみます。 ひとまず立ちそばで休憩! 映画『この世界の片隅に』あらすじ 感想 立見の映画館 漫画との違い アニメ化とのんの声でさらに素敵なすずと周作 2017/08/15 2017/08/16 映画学部 漫画学部 jinsei-me この記事は約 11 分で読めます。 2018年のtbs連続ドラマ「この世界の片隅に」。呉に嫁いだ主人公、すずと友達になる女性、リン。2018年7月のドラマ化で白木リン役は二階堂ふみさんに決定しました!!白木リン役・二階堂ふみさん、水原哲役・村上虹郎さん、そしてすずの祖母森田イ こちらでは漫画「この世界の片隅に」が原作となっている2011年8月に放送された、日テレ終戦スペシャルドラマ「この世界の片隅に」で主演が北川景子さん、リン役は優香さんだったネタバレあらすじを … 翌年の昭和10年8月、兄妹3人は大潮が引いた海を歩いて、親戚の家へスイカを届けに行く途中、転んで泥まみれになります。スイカを食べて昼寝すると、天井から汚れた服の少女が降りて、スイカの食べ残しをかじります。すずがスイカをあげようとすると、少女は消えました。大人は座敷わらしだと言います。すずは座敷わらしのために着物を置いて帰り、また兄に叱られます。 昭和13年、鉛筆を失くしたすずは、おこづかいの日まで短い鉛筆を削って使います。学校の図画の課題は得意ですぐ帰れたすず … 「ふたば」は料亭の名前だが、リンの娼館も「二葉館」という。「ほんらいはアニの役目でしたが」とカタカナになっているのは、おそらく兄は病気ではなく、すずに役目を押しつけただけだと思われる。このまんがはカタカナで書かれたことばには、文脈から判断される意味とは別の意味も持たせている。, すずは発達障害で、船の上で正座するのも、だれにでも礼儀正しくするよう母親に言われていたからだろう。, 奉公先を脱走したリン。すずはだれにでも礼儀正しいが、奇行に見える。上巻32ページですずの祖母がリンの着物を修繕しているから、すずの着物の端切れだろう。, すずは優しい。このやさしさはすず本来の性格と、だれかれとなく接することができる発達障害の二つの由来がある。, 周作の母親が足を傷め、嫁をもらえと圧力がかかり、リンを連れてきたが反対され、「広島の浦野すずとなら結婚する」とかぐや姫みたいなことを言ったところ、本当に見つけ出されてやむを得ず結婚した。, 打ち水をしていたリンがすずに声を掛ける。字は読めないが絵ならわかる。首から小袋はさげていない。, すずが迷い込んだのは遊郭。すずは大人なのに迷子になるし、リンは大人なのに字が読めない。, このまんがでは手紙や郵便物が何度か描かれるが、すずの迷いを晴らし導くものとして描かれている。, もらった紙にすずに絵を描いてもらおうと思っている。リンは読み書きができないから、紙を持ち歩く意味はない。, 大人が通りすがりの人に絵を描いてほしいと頼むのが、どれだけ子供っぽくて恥ずかしいことかはリンも知っている。しかも自分は(読み書きができないから)鉛筆を持っていないことを告げなければならない。それでもようやくすずに声を掛けた。すずはあいすくりいむを知らなかったので、知っている自分はしあわせなのだと思った。, 中段のコマで、すずはここが遊郭だと理解した。またリンに会いに来るつもりで二葉館の名前を覚えた。, 遊郭から若い女が出てくるのはありえない絵面だが、とにかく出てきた。足取りからすずがとてもうれしいことがわかる。, リンはひらがなを読めないが、すずはそのことを馬鹿にしない。もっとも遊女と友だちになろうとする時点で奇行といえるが。, 周作が書いてくれた迷子札。死体になったときも身元がわかって便利。今日はリンは首から小袋をさげている。すずが絵を持ってきてくれたら入れるつもりだった。小袋の柄はすずの祖母の着物とおなじなので、作ってもらったのだろう。, リンは周作の名前なので「ホー」「ジョー」はすぐ読めるが、「スズ」はなかなか読めない。, すずの「………………」は、自分の絵を大事にしてくれるのを見て不妊のことを打ち明けたが、遊女に不妊の話をするのはとんちんかんだと気づいた。, 自己紹介の「ホー」「ジョー」と、すずが口にした周作の名前で、リンはすずが周作の妻だと感づいた。, リンは、文盲の遊女の自分がしあわせになれないのは当然だと思っているので、嫉妬もこの程度で、最後はすずへのはげましになる。, この世界というのは「あの世」ではない「この世」 のこと。すずにとっては居場所はそうそうなくならないかもしれないが、リンはそうではない。このまんがでは「片隅」は、原爆投下後の広島のように、あの世に近づいた場所のことだが、若い女性においてはとりわけ「好きな相手といっしょにいられないこと」であり、リンは片隅にいるが、すずに出会ったことで自分も居場所を見つけたと思い、こう言った。つまり、リンにとってすずは「好きな相手」で、二葉館はその愛というか恋の象徴。, リンは二葉館の二階からいつまでもすずを見送り、礼儀正しいすずは振り返っておじぎをした。リンの小袋にはすずの描いた絵と周作の書いた迷子札が入っており、その両方を抱きしめている。つまり、リンの周作への想いとすずへの想いはおなじくらいの大きさ。, 納屋の二階ですずがリンドウ柄の茶碗を見つけた。周作がリンにあげようとしたもの。小林さんが周作とリンの縁談をぶち壊した張本人だが、ある程度までは話がすすんでいたようだ。, すずが周作の破談相手がリンだと気づいた。竹は嫉妬心の象徴。すずはめちゃくちゃ嫉妬深い。すずはリンを見下さないかわりに、正面から張り合ってしまう。, すずに縁談が来たときの周作は知らない人だったので、リンの代用にされたと思った。それは事実である。自分はリンの代用品ではないと言えるためには魅力でリンに勝つ必要があるが、それは容易ではないので激しく嫉妬している。でも嫉妬深いのは本人の性格。, すずさんはたいへんに嫉妬深いのであるが、水原の手を美人声優のように両手で包んで恋心を伝えた。火のついたままのランプも恋の象徴。リンへの嫉妬が水原への恋に火をつけた。, すずは雪が降ったので遊ぶつもりで竹槍を持ってきていた。竹が嫉妬の象徴であることにはかわりはない。, すずさんは、リンにはお似合いの、茶碗の周作をくれてやるからそれで満足しろ、本物の周作は忘れろと言っている。テルにとっては茶碗はリンの象徴になっている。, こういう相手と心中できるテルの命はとても安いが、ことばどおりに解釈すれば、すずにとっての周作もあてはまる。, 思いやりと命の安さがいっしょになった感じだが、水兵が切羽詰まるのはそらそうだろうとしか言えない。, 暖い外地は……このまんがでは南国はあの世のイメージ。すずのスキンシップにより、テルとすぐ仲良くなった。, すずは自分のことを「後悔しているが、楽しい夢を見ている」と感じていて、夢のほうが本当の自分なら後悔しなくていいのに、と思っている。, 「後悔しているが、楽しい夢を見ている」から、周作とリンの関係を知って「楽しい夢」が覚め、後悔だけが残ってしまった。, 夢が覚めたのだから、後悔のほうを後悔でなくすしかない。そのためには水原に乗り換えるか、周作を選び直すかする必要がある。, すずがリンの代用品として周作に嫁いだのは事実であり、自分はリンの代用品ではないと言えるためには、21年1月「人待ちの街」のように周作がすずを選び直すか、魅力でリンに勝つかする必要がある。すずは魅力ではリンにかなわないと思っている。逆に言えば、すずはリンをそれだけ魅力的に感じており、水原に「べっぴんになったで」と言われても勝てる気がしないが、自分の恋の対象にはなる。, 茶碗をありがとうねと言われてすずが「………」となったのは、本当は周作を忘れてくれというつもりで渡したから。言ったあとに冷や汗もかいているのでウソをついたとわかる。テルがリンに, テルは肺炎を起こしたが医者に連れて行ってはもらえない。死体にならなければ遊郭からは出られない。左下コマはセリフでリンの涙を隠している。桜の花びらがリンの涙だから、本物の涙を描けない。, 戦時中でも化粧は女の身だしなみとされていたが、口紅のような華美なものは禁止され、手にも入りにくかった。, リンがすずに「早く死体になれ」と挑発している。リンの嫉妬はこれでおわり。死体を見たばかりのすずは発達障害なのでリンのことばをそのまま受け取って感謝した。テルの遺品の口紅はリンが持つべきものだが、テルが守れるよう、すずに渡した。, これは一般論ではなく、「人」はリンのこと。 リンは空爆から避難せずに死ぬつもりでいる。たったふたりの大事な人にしあわせになってほしいからと、自分は死体にならなければ遊郭から出られないから。「秘密」はすずがリンドウの茶碗を渡したこと。茶碗を受け取ったテルはもう死んでいる。「ゼイタク」にはそのままぜいたくと、不謹慎なぜいたくの二重の意味がある。円太郎が「ぜいたく敵じゃ」と言う。, 代用食はぜいたくではないから、ぜいたくとはすずが代用でない地位を手に入れること。「お茶碗」は周作のこと。秘密がなかったことになり、すずが自分専用の周作を手に入れるとしても、それはリンの死で贖うから不謹慎。, すずはリンの「居場所」だったのかもしれないが、すずのウソにより、それも消えてしまった。, これはテルの口紅。空襲が激しくなり、すずが死を覚悟し、美しく装って周作を送り出した。着物は竹。, 周作はここではじめてすずとリンが友だちだということを知る。リンはおそらくこの空襲で亡くなった。, すずの大切なもの、羽ペン、ノート、口紅。すずはリンへの嫉妬に苦しんでおり、水原を選んでおけばよかったと思っている。, 周作をはじめ北條家の人は、すずが広島に帰りたがるのは晴美のことを気に病み、家にいづらくなったからだと考えているが, 晴美のことか?と聞いてもすずは違うと言うので、周作はすずを好いているからいてほしいと言っている。, すずはそれでもかたくなに広島に帰るというので、周作にはすずが広島に帰りたがる理由がわからない。, 周作はすずとリンが友だちだということを知っているが、すずが水原を想い続けていることも、リンに激しく嫉妬していることも知らない。「絶対教えたらん」のは、すずを帰さないための切り札のつもり。, 「あの人」=白木リン。これを気にするのが「冴えん心」。すずはリンへの嫉妬に苦しみ、周作を選んだことを後悔し、広島で水原とやりなおしたがっている。「この期に及んでこの人を離せんとは」だから周作のことは好き。すずは自分がリンの代用品だと思い、嫉妬している。当初は事実だったが、このごろではそうではなくなっている。, リンのかあちゃんはすずのばあちゃんに似ている。かあちゃんが死んで?とうちゃんにリンが5円で売られた。豪邸で奉公する。, どういう経緯かはわからないが、遣り手に拾われる。遣り手はリンのかあちゃんやすずのばあちゃんに似ている。遣り手はリンを哀れにおもったのか、遊郭につれていく前に高級品のあいすくりいむを食べさせる。下段右はリンの最初の客、左は周作(童貞)。, 周作の手にリンが右手を重ねる。美人でやさしいリンに童貞はイチコロ。「自分で行ってみい」と言うのだから、周作は朝日町が空爆されたことを知っている。, すずがくれた茶碗をテルといっしょに喜ぶリン。このときはもう死ぬつもりでいたのだが。, リンの髪ががれきにへばりついてる。リンドウの茶碗は割れていた。恋の象徴である二葉館がイメージで再生した。, 秘密とゼイタクについては後述。リンが死んで嫉妬心から解放されたので、水原を吹っ切ることができる。, 自分が選ばれたのはリンより先なのだから、自分はリンの代用品ではないと納得した。あと、すずは発達障害だからかスキンシップに弱い。, 鉛筆はすずのコミュニケーションの道具で、紅筆はリンのコミュニケーションの道具だ。桜の木の上ではリンは紅筆のかわりに自分の指を使ってすずの唇に紅を引いた。, すずは「べっぴん」である。こんなところですずに口紅をつける理由はないのだから、リンはすずの美しい姿を自分に見せろと言っている。, 空襲があったのは20年7月、この回は20年10月なので、リンの死体は夏場に三ヶ月も放置されて白骨やミイラになっていたのです。「キレイな死体」には「美女の死体」と「美しい死体」の二通りの意味があるのです。リンは美女だから死体は美女の死体で、美しい死体でもあるのです。みんなに気づかれることなく、どんな状態になっていてもなのです。すずは瓦礫にへばりついた髪を手に取り、それを美しいと感じたのです。すずの不謹慎なぜいたくは、敗者を憐み愛おしむことだったのです。, すずは「ごめんなさい」と言うわりには悲しんでもあやまってもいないのです。友だちが死んだのにゼイタクだと言うのです。なぜならすずのゼイタクはリンが死んだことだからなのです。すずはリンの死を喜ぶことを不謹慎だとは思っていないのです。嫉妬が消え、これでやっと仲良くなれるという同性愛的関係や、敗者への憐れみ愛おしみが手に入ったのです。, だれがどう見ても「ゼイタクな事」は「秘密は無かった事になる」だが、すずの「これはこれで」は「人が死んだら」のほうだったのです。, 足元に割れた茶碗があるのです。たぶん青丸の部分なのです。この日は空襲警報があったから、リンは逃げようと思えば逃げられたのです。すずは立ったまま見下ろしているのですが、これで察したのです。見下ろされるリンは敗者なのです。, すずは茶碗の破片を回収して左手に持っているのです。すずは本物、リンは茶碗の周作を手に入れ、リンは死んでその秘密を守るはずだったが、すずは茶碗の周作までリンから奪ったのです。リンのことは好きだが生きていたらジャマだから、死んでくれたら友だちでいられる、リンは死体でもキレイだからオッケーなのです。イメージの二葉館が恋の復活を告げるのです。, 破片を回収中なのです。リンからなにもかもむしり取り、死んでも自分だけを見ろと言っているのです。すずさんは基本的にはやさしいのだが、恋の鬼なのです。, 桜はリンの象徴で、満開の花はすずへの想いをあらわすのです。リンの姿はふだんのものだから、彼女の想いを絵にしたものなのです。仲良くしても、ふたりの想いの形は違うのです。, リンはこのまんがを通じてほとんどすずの右にいるのです。カラーページにいちばん近いこのコマがリンの自尊心を端的に描いているのです。, "I love you best when you are sad"なのです。このゲームのメッセージもいつのまにか変えやがったのです。, アニメはおなじ構図に見えて、ふたりの距離、表情、視線となにもかもが違うのです。すずが茶碗の破片を回収したことにスタッフが気づき、全力でふたりを遠ざけた結果、このようになったのです。, ChaldeaGeckoさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog