biでは無く、既存の福祉制度の充実では駄目なのか? ベーシックインカムは、新自由主義者の始祖のミルトンフリードマンが提唱したものですが、元々は既存の福祉制度を全廃を前提に構想されています。 掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞出版またはその情報提供者に属します。, 小島武仁 東京大学マーケットデザインセンター長 最先端の経済理論で制度設計 ワクチンの最適な配布はできる, A Canadian City Once Eliminated Poverty And Nearly Everyone Forgot About It, ビジネスに効くデータサイエンス:コロナで露呈 日本式「みんなで考えよう」はなぜいつも失敗するのか=松本健太郎(データサイエンティスト&マーケター), ビジネスに効くデータサイエンス:「江戸時代の平均寿命は30歳」はなぜ「江戸時代の人は30代で死ぬ」ではないのか=松本健太郎(データサイエンティスト&マーケター), ビジネスに効くデータサイエンス:政府はなぜ「景気がいいか悪いか」がわからないのか=松本健太郎(データサイエンティスト&マーケター), ビジネスに効くデータサイエンス:「Facebookはオジサン・オバサンばかり」は本当なのか=松本健太郎(データサイエンティスト&マーケター), ビジネスに効くデータサイエンス:今さら聞けない!データマーケティング:ビッグデータで「タピオカ大流行」は予測できたのか(前編)=松本健太郎(データサイエンティスト&マーケター). 小島武仁 東京大学マーケットデザインセンター長 最先端の経済理論で制度設計 ワクチンの最適な配布はできる, Copyright Mainichi Shimbun Publishing Inc.All rights reserved. ミルトン・フリードマンは、アメリカの経済学者でノーベル賞受賞者です。 ベーシックインカム(以下「bi」)というものをご存じだろうか? 政府が国民全員に、生活費を無料支給する制度のことをいう。現在の生活保護のように何かしらの問題があって労働に就けない人にのみを対象とするのではなく、老若男女問わず誰にでも一律…[2ページ目] 板谷敏彦氏, インタビュー 竹中平蔵氏の「ベーシックインカム月7 ... こうした認識が広まったのは、右派の経済学者として知られるミルトン・フリードマンがbiを最初に考案した、と広く誤解されているということもあります。 今こそYa‘ssyが提唱してきた「国民配当=ベーシック・インカム」のフェーズへ! 竹中平蔵の「国民切り捨て」型BIは シカゴ学派のミルトン・フリードマンもビックリな“まがい物”なのだ! <インタビュー「私が考えるベーシックインカム」> ベーシックインカムを支持する人の間でも、その目的や手法についての考え方はさまざまだ。財政や社会運動などの分野で幅広く活躍する4人の論者に聞 … ミルトン・フリードマンがベーシックインカムを提唱してからすでに半世紀以上 ベーシックインカムというと、とにもかくにもまず思い出されるのが、1976年にノーベル経済学賞を受賞した競争的市場を信奉するいわゆるシカゴ学派のミルトン・フリードマンの存在です。 ベーシックインカムに賛成の左派もいるし、ミルトン・フリードマンのような新自由主義者も賛成しています。右側にも左側にも信奉者がいる珍しい制度です。 私はベーシックインカムには懐疑的です。 しかし本書では、ベーシックインカムの議論を戦後再び活性化したのは、新自由主義を代表する経済学者のミルトン・フリードマン(*注9)だとしている。 <インタビュー「私が考えるベーシックインカム」> ベーシックインカムを支持する人の間でも、その目的や手法についての考え方はさまざまだ。財政や社会運動などの分野で幅広く活躍する4人の論者に聞 … ベーシックインカムの発案者は、新古典派経済学の祖であるミルトン・フリードマンです。 年金や生活保護、失業保険、健康保険など煩雑な手続きが必要な社会保障各種を一元化し、行政の効率化を図るのがベーシックインカムの目的でした。 以前から社会保障政策としてベーシックインカムが注目されていましたが、新型コロナを受けて「社会的権利」としても注目され始めています。日本においては政府から支給された10万円が1回ポッキリのベーシックインカムだなんて見方もあります。, ――貧困を放置すれば社会不安が高まりかねない。近年、欧州では個人が無条件で一定のお金を定期的に受け取れる「ベーシックインカム(BI、最低所得保障)」がたびたび議論になる。フィンランドは18年までの2年間、BIの給付実験を行った結果、雇用には大きな効果は見られなかったが、健康状態や生活満足度は改善したとの結果が出た。スイスでも16年にBIの導入の是非を問う国民投票があったが、財源の問題などを理由に反対多数で否決された。新型コロナの危機で再びBIを巡る論争が熱を帯びるかもしれない。, 国内では堀江貴文氏や西村博之氏などが導入を主張し、最近では竹中平蔵氏が言及したことも話題になりました。国外では引用した通りフィンランドでは実験が終わり、QOLへの寄与が明らかとなりました。, 注目を集める理由は、政府から全国民に対してお金が”タダで貰える”からです。ざっくり言えば、働いていない人も、働いている人も、等しく一律の金額が給付されるのがベーシックインカムです。, ただし、今のところは多くの国民がベーシックインカムを冷めた目で見ています。財源はどうする、働かずにお金を貰うのはずるい、働かざるもの食うべからず。こうした反対論が多く、はっきり言えば今のところ”マユツバ扱い”の政策です。, ベルギー出身の哲学者であり、ベーシック・インカム・ヨーロッパ・ネットワークの幹事であるパリース・フィリップ・ヴァンが、彼の著である「ベーシックインカムの哲学―すべての人にリアルな自由を」の中で、ベーシックインカムを次のように説明しています。, ―― (1)その人が進んで働く気がなくとも、(2)その人が裕福であるか貧しいかにかかわりなく、(3)その人が誰と一緒に住んでいようと、(4)その人がその国のどこに住んでいようとも、社会の完全な成員全てに対して政府から支払われる所得である。, つまり、この世に生を得たからには一定の購買力を政府が給付する、それがベーシックインカムです。, ただし、富める人に給付は止めたほうが良いのではないか、一定以上の所得がある場合は減額したほうが良いのではないか等、ベーシックインカム推進論者の中でも細部で意見が異なります。今のところは「政府から誰もがタダでお金が貰える」程度の理解に留めておくべきでしょう。, ベーシックインカムは賃金補助であり貧困対策に効果が見込めるとして、経済左派から強く支持されています。簡単に言えば収入の多い人から少ない人への「富の再配分」であり、格差社会の是正にも繋がるからです。, 例えば市場原理主義者であるミルトン・フリードマンは自著「資本主義と自由」において「一定水準以下の所得しかない者には逆に税金を還付する仕組み」として「負の所得税」を提唱しており、”富の再分配”としてのベーシックインカム政策には一定の理解を示していました。, またベーシックインカムを導入すれば、誰に、いくら給付するかという勘定作業や扶養者の調査など社会保障に掛かる政府の役割が大きく減り、公務員削減に繋がるとして、小さな政府推進の観点でも一定の経済右派から支持を集めています。, 導入によって与える役割や期待は違っていても、経済政策として対立する両陣営から一定の支持する声が出るほど、今までの概念では評価し難いのがベーシックインカムだと言えます。, ベーシックインカムを導入せずとも失業対策として生活保護制度があるじゃないか、という反論があるでしょう。, 「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するのが生活保護制度ですから、給付金の使い道は基本的に自由です。しかし贅沢品はケースワーカーの判断に拠り、地域によっては車がOKだったりNGだったりします。, 加えて、生活保護は働いて収入を得た分だけ支給額が減らされます。つまり生活保護は「働いた分だけ損をする」制度なのです。さらに不正受給が無いか役人がチェックする不毛なシステムを構築しています。, ベーシックインカムが生活保護と根本的に違うのは、高額所得者は除くべき等の意見はありつつ、貧富や就労意欲に関係なく政府から所得が支払われる点です。つまり働いた分だけ所得が増えるのです。「働かないと損をする」制度なのです。, ベーシックインカムが導入されると、心配されるのは「労働意欲の低下」です。働かずとも政府から一律の金額が給付されるなら、真剣に働く人が減るのではないか、と心配する人も多いようです。, 実際のところ、完全に実施されていない政策に対する批判を退けるにはエビデンスとして十分では無いかもしれませんが、各地で行われた導入テストの結果を見る限り、杞憂であるという結果になっています。, 例えば、カナダのマニトバ州では総額1700万カナダドル(現在の64億円に相当)を投入して、1974年から約4年間、ベーシックインカムの導入テストが行われました。その当時の報告書などは、グレゴリー・メイソン氏のWEBサイトから確認できます。, また、カナダ版HUFFPOSTでも2014年12月に「A Canadian City Once Eliminated Poverty And Nearly Everyone Forgot About It」というタイトルで、当時の実験が取り上げられています。, 中道左派であるカナダ自由党からカナダ進歩保守党への政権交代などにより政策は途中で打ち切られ、最終報告書も刊行されなかったのですが、2009年にマニトバ大学のエヴァリン・フォージェイ女史がデータをアメリカ国立公文書記録管理局で発見して分析を行い、2011年には「the town with no proverty」という論文を発表しました。, また、フォージェイ自身が内容を解説する姿がYoutubeに上がっていますので、興味のある方はご覧下さい。, 分析の結果、労働時間は男性で1%、既婚女性で3%、未婚女性で5%下がっただけで、労働意欲の低下とは言い切れない結果でした。加えて、メンタルヘルス、交通事故、傷害に関連する入院期間の大幅な減少や、高校課程への進級に大きな伸びが見られました。これは先に紹介したフィンランドと同じ効用です。, また、結婚する年齢は遅くなり、出生率は下がったそうです。つまり、最低所得保障を得た人々はより働こうとする足がかりを得たという結果でした。, そのほかにも、2009年5月にロンドンで行われた「ホームレスにタダで3000ポンド(約45万円)をあげる」という実験に対しては、1年半後には13人中7人が屋根のある生活を過ごしている結果となりました。, 成功事例ばかりをかき集めては意味が無いのですが、今のところ失敗事例が出てこないので、どうしようもありません。, 生活保護とベーシックインカムは仕組みが別ですので、「生活保護受給者は働いていないだろう!」という反論は論点がズレていると私は思います。, 「ベーシックインカムで労働意欲が低下する」という反論は、提唱者が事例をもって説明する責任があるようにも思います。, 龍谷大学法学部卒業後、データサイエンスの重要性を痛感し、多摩大学大学院で統計学・データサイエンスを〝学び直し〟。デジタルマーケティングや消費者インサイトの分析業務を中心にさまざまなデータ分析を担当するほか、日経ビジネスオンライン、ITmedia、週刊東洋経済など各種媒体にAI・データサイエンス・マーケティングに関する記事を執筆、テレビ番組の企画出演も多数。SNSを通じた情報発信には定評があり、noteで活躍しているオピニオンリーダーの知見をシェアする「日経COMEMO」メンバーとしても活躍中。, 2020年7月に新刊『人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学』(毎日新聞出版)を刊行予定。, 著書に『データサイエンス「超」入門』(毎日新聞出版)『誤解だらけの人工知能』『なぜ「つい買ってしまう」のか』(光文社新書) 『グラフをつくる前に読む本』(技術評論社)など多数。, 日本経済総予測2021第1部16 コロナ大盤振る舞い 株高、経済成長が続く ■市川 明代20 二極化 コロナは市場の「救世主」だった ■高田 創21 日本株 五輪開催なら日経平均3万円 ■エミン・ユルマズマーケット予想22 ドル・円 21年末に106円 ■尾河 眞樹23 日経平均 21年末に3万20 [目次を見る], コレキヨ 小説 高橋是清 第122話 井上準之助=板谷敏彦 で、もう1人、実は経済的新自由主義のミルトン・フリードマンという人は竹中さん的なベーシックインカムの考えなんですよ。これ両方、違うのね。 (塙宣之)なるほど。「ベーシックインカム」って言ってもいろいろと違ういうことなんですね。 ベーシックインカムの起源は、最初の提唱者を誰にするかによって違いますが、一番古いトマス・モアだとすると、約500年前まで遡ります。起源やこれまでの歴史は、ベーシックインカムの在り方を考える上で参考になります。, ベーシックインカムの基本情報については、こちらをご覧くださいベーシックインカムを分かりやすく解説, ベーシックインカムの起源を探ると、3人のトマスがに行き当たります。3人ともファーストネームがトマスなのは偶然の一致のようです。, トマス・モアはイングランドの法律家、思想家です。1516年の著書「ユートピア」という架空の旅行記で、失業や飢えのない国を描いています。ここでは、1日6時間の労働義務があり、生産された財をお金を払わずに好きなだけ持ち出してよい社会が描かれています。, 労働する、しないに関わらずお金を受け取ることができるベーシックインカムとは違いますが、一般的にこの著書を起源とする人が多いです。, トマス・ペインはイングランドの哲学者です。彼は1796年の著書「土地配分の正義」でベーシック・キャピタル(基本資産)を提唱。成人になったら全ての人に15ポンド、50歳以上の人には10ポンドを給付するものとしました。, この財源は地代。土地は元々誰の所有物でもなく、全ての人の共有財産なので、土地を利用するものは地代を収めるべきと主張しています。, 1797年の著書『幼児の権利』において地域共同体ごとに、土地を共有財産として、その土地から得られる地代(税金)を集め、公務員の給料などの必要経費を支出して余ったお金を年4回、老若男女に平等に給付する案を発表した。, 国民全員に給付する制度しては最も古く、ベーシックインカムの起源といえるかもしれません。ただ、最低限の生活が保証されるわけではないので、純粋なベーシックインカムとはいえません。, 1800年代から今に至るまで、数多くの専門家による様々なベーシックインカム案を経て、現代的なベーシックインカムが醸成されていきます。, 1848年の著書において、地代を社会化しそれを財源として「保証された最低限」の所得をすべての人に給付することを提唱しました。, 人は生きる権利を持っている(自然権)ことを前提とし、人類の共有財産である土地の私有化を問題としました。, 1848年の著書 「経済学原理」で「労働の可否に限らず最小限度の生産物の分配を行うことで、 労働生産性が高まる 」と主張しました。, 1924年、自らの著書「社会信用論」で「国民配当」の考えを主張。「貨幣発行益」を財源にして、月5ポンドのお金を給付することを提案しています。また、生産資本が十分にあるにも関わらず、失業や貧困が蔓延している理由を、財を消費するために充分な所得が労働者にないためであるとしています。, リズ・ウィリアムズは、イギリスの女性作家であり経済学者です。1943年の著書「新しい社会契約」で社会配当と呼ばれるBIに極めて近い制度を提唱しました。給付額は、週1ポンドかつ扶養する子供一人当たりに週0.5ポンドで、財源を税としています。就労の意思が無く、かつ家事労働に従事していない人は給付対象外としている点はベーシックインカムと異なっています。, 「新しい社会契約」という提案の中でベーシックインカム型の給付制度として「社会配当」を提唱。国家と個人の間の契約という形を取り、国家の責任は個人とその子供の健康な生活を維持すること、個人の責任は可能な限り富の算出に努力するとしました。, 給付額は、週1ポンドかつ扶養する子供一人当たりに週0.5ポンドとしました。財源を税とし、資力調査を行わない点でベーシックインカムと似ていますが、就労の意思が無く、かつ家事労働に従事していない人を給付対象外とした点では異なります。, ジェイムズ.M.ミードは、イギリスのケインズ学派の国際経済学者です。社会配当という呼称でベーシックインカムを提唱しました。ベーシックインカムによって有効需要を創出かつ、労働需要を減少させ、社会保障や経済、完全雇用のサイクルを循環させるという考えに立っています。, 1962年の著書「資本主義と自由」において貧困問題の解決策として負の所得税を提唱。新自由主義的な経済論に立脚した、社会保障制度によらない貧困対策を提唱しました。, 「負の所得税」は、低所得者がマイナスの徴税、つまり給付が受けられる制度のことです。, ベーシックインカムでは、税額とは関係なく、国民全員が例えば月7万円の給付を受けます。これに対し、負の所得税では、税額から84万円(年額)という給付額を差し引いた額を実際に納税します。その差額がマイナスの人は、納税せずに給付を受けられます。, 1969年の著書「豊かな社会・第二版」で、権利としてのベーシックインカムを提唱しました。技術革新による必要労働量の低下(技術的失業)に着目し、雇用と所得保障の分離の必要性の指摘、失業手当の充実等を主張しています。, キング牧師は、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者です。非暴力的な市民の団結と不服従の価値を説いたことで知られていますが、ベーシックインカムについても、その価値を説くなどの取り組みを行っています。, 1967年、著書「黒人の進む道 世界は一つの屋根のもとに」の中で「貧困を解決する最も簡単な方法は基本所得の保障」と書いています。, 1900年代末期になると、ベーシックインカムの考え方の普及を目指した国際的なネットワークがつくられます。, 世界各国のベーシックインカム導入に向けた動きはこちらをご覧ください。 ベーシックインカム~海外の実例, 1986年、ベーシックインカムに関する国際的な議論を促進する「ベーシック・インカム欧州ネットワーク」(BasicIncomeEuropeanNetwork,BIEN)という組織が設立されました。, 2004年には「ベーシック・インカム地球ネットワーク」(BasicIncomeEarthNetwork,BIEN)と改名しているが、変更されても組織名の略称はBIENのままとなっています。日本からは同志社大学の山森亮教授が主要メンバーとして参画しています。, BIENは1年に1回(かつては2年に1回)国際会議を催しており、2020年は9月28日から30日までオーストラリアのブリスベンで開催予定です。, 著名なBI支持者では、これまでフィリップ・ヴァン・パレースやゲッツ・W・ヴェルナー、ガイ・スタンディングなどが講演や報告を行っています。 3人についてご紹介します。, パレースはベルギーの哲学者で、「ベーシック・インカムの哲学」などの著作があり、「リアル・リバタリアニズム」という思想を提唱しています。社会には政府から干渉されない形式的な自由がある程度はあるが、好きなことを行う実質的な自由がない。この実質的な自由の実現を図る思想がリアル・リバタリアニズムです。, ヴェルナーはドイツの実業家で、「すべての人にベーシックインカムを」などの著作があります。ベーシックインカムの導入とともに、税制を消費税に統一して簡素化することを提唱しています。, スタンディングは、イギリスの経済学者で、「ベーシックインカムへの道」などの著作があります。その著作の中で「共和主義的自由」を提唱。私たちは政府から介入されない自由があるが、生活が保障されていないため、実質的にはブラック企業を止める自由がない、妻が横暴な夫から自由になる自由がない。そのような支配をうける潜在的可能性がないことが共和主義的自由だとしています。, ベーシックインカムという言葉は使われていなかったようですが、500年ほど前からベーシックインカム的な考え方、思想が生まれ、様々な論点から提唱されていたことに驚きました。, 時代によって政治や経済の状況が異なっているはずですが、ベーシックインカムの過去の提唱も今に通じる部分が多いと思いました。, 例えば、1700年代のトマス・ペインは、土地から得られた利益を国民に配当する制度を提唱しました。この時は「土地から得られた利益」に限っていますが、所得の分配というベーシックインカムの考え方と同様の考え方です。, また、ベーシックインカム地球ネット―ワークでの「好きなことを行う実質的な自由の実現を図る」という提唱は、ベーシックインカムが目指す重要な部分だと思います。, 参考:AI時代の新・ベーシックインカム論(光文社・井上智洋)、Wikipediaベーシックインカムの可能性を探る(三井物産戦略研究所) ネコでもわかる経済問題 BIEN(Basic Income Earth Network Official website), 子供の英語教育のため、6年前から家族でフィリピンのセブに住んでいる引きこもり系おじさん(55歳)です。, これまでは、ローカル紙記者、住宅会社や病院の広報担当、介護助手といった仕事をしてきました。途中、勤めていた会社の倒産、経営悪化等があって、様々な仕事を経験しています。, 今はサイト運営などネットで仕事をしながら、場所にとらわれずに生活していける稼ぎ方を模索しています。, フィリピンの移住生活、英語教育をはじめ、中高年の学びや副業、WEBサイト系の知識などについて発信するためにブログを始めました。. ベーシックインカムについて。経済学者、実業家、作家など様々な分野の方のインターネット上に公開されてい... ベーシックインカムの反対理由の一つに、「無条件でお金がもらえると、人は働かなくなる」という考えがあり... 世界でコロナ禍が広がる中、最低限の所得を補償するベーシックインカムが注目されていますが、フィンランド... ベーシックインカム導入の鍵を握る財源について考えてみたいと思います。ベーシックインカムは、財源が確保... コロナ危機やAIの発展による大量失業問題が予想される中、最低限の所得を補償するベーシックインカム(B... BIEN(Basic Income Earth Network Official website). 例えば市場原理主義者であるミルトン・フリードマンは自著「資本主義と自由」において「一定水準以下の所得しかない者には逆に税金を還付する仕組み」として「負の所得税」を提唱しており、”富の再分配”としてのベーシックインカム政策には一定の理解を示していました。 ベーシック・インカム(ミルトン・フリードマン=竹中平蔵版) 三橋経済塾第九期 の入塾申し込み受付中! 株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから ベーシックインカムはセーフティネットとしては不適である。現状の所得再配分や貧困対策と比較したとき、ubiは同じ目的を果たすのに極めて高い費用がかかる。既存の反貧困プログラムをubiで置き換えることは、実質的な追加資金が投入されない限り、目的に逆行する。 ベーシックインカム(以下「bi」)というものをご存じだろうか? 政府が国民全員に、生活費を無料支給する制度のことをいう。現在の生活保護のように何かしらの問題があって労働に就けない人にのみを対象とするのではなく、老若男女問わず誰にでも一律…[2ページ目] そもそもベーシックインカムは? いろいろな貧困対策の中で、近代社会で大きく影響を与えた発言として、経済学者ミルトン・フリードマン『資本主義と自由(Capitalism and Freedom)』(1962)の中で提唱された「負の所得税」という考え方があります。 で、もう1人、実は経済的新自由主義のミルトン・フリードマンという人は竹中さん的なベーシックインカムの考えなんですよ。これ両方、違うのね。 (塙宣之)なるほど。「ベーシックインカム」って言ってもいろいろと違ういうことなんですね。 ベーシックインカムの発案者は、新古典派経済学の祖であるミルトン・フリードマンです。 年金や生活保護、失業保険、健康保険など煩雑な手続きが必要な社会保障各種を一元化し、行政の効率化を図るのがベーシックインカムの目的でした。 #ベーシック・インカム 無作為に選ばれた2000人の失業者に、毎月560ユーロ(約6万8000円)を支給し続ける。働こうが、働くまいが自由。「ベーシック・インカム」の実験がフィンランドでいよいよ開始された。この2年間の実験が成功すれば、新しい社会福祉の時代が幕を開けるだろう。 ミルトン・フリードマン 『資本主義と自由』 日経BP社〈Nikkei BP classics〉、2008年、345-354頁。 ISBN 9784822246419。 関連項目. 戦後は、1960年代のアメリカにおけるミルトン・フリードマン(Milton Friedman) らの「負の所得税(negative income tax)」などが取り上げられている。 そして1980 年代は、北欧と西欧を中心とした「新たな出発」の時代と位置 づけられる(18)。 またベーシック・インカムは、ミルトン・フリードマンなどが提唱したいわゆる「負の所得税」 (negative income tax) とも、主にその手続き的性格において違いがある、とされる。 代表が、ベーシックインカムです。 ベーシックインカムは、元々は 新自由主義の祖たる ミルトン・フリードマンが言い出した政策 なのですが、簡単に書くと 「小さな政府」における社会保障です。 既存の公的年金、失業手当、生活保護、 ベーシックインカムによって有効需要を創出かつ、労働需要を減少させ、社会保障や経済、完全雇用のサイクルを循環させるという考えに立っています。 ミルトン・フリードマン. ベーシックインカム議論は、最初はミルトン・フリードマンの新自由主義から発生してます。これは、社会保障の一元化という「合理性・効率化」の議論です。 「一元化されて、公務員が少なくなる」などに、つながる議論ですね。 代表が、ベーシックインカムです。 ベーシックインカムは、元々は 新自由主義の祖たる ミルトン・フリードマンが言い出した政策 なのですが、簡単に書くと 「小さな政府」における社会保障です。 既存の公的年金、失業手当、生活保護、 ベーシックインカムは、元々は新自由主義の祖たるミルトン・フリードマンが言い出した政策なのですが、簡単に書くと「小さな政府」における社会保障ということです。 票でベーシックインカムの導入が大差で否決されたのも、こうした理由からだ。 多くの経済学者が支持する「負の所得税」方式 現実的なベーシックインカム的な考え方が、ミルトン・フリードマンらが提案 した「負の所得税」である。 ベーシック・インカムって何? / このごろ「高校無償化」や「子育て支援」など、新しいタイプのバラマキ福祉が出ていますが、高校生や幼児をもつ親だけにばらまくのは不公平です。子育て支援のお金は、こどもではなく親がもらうので、それがこどもに使われるかどうかかは まず、「ベーシックインカム」を1分で解説します。 ベーシックインカムの歴史は古くトマス・モアが1516年刊行した「ユートピア」にそのひな形があり、フリードリヒ・ハイエクやミルトン・フリードマンもその列にならびます。 ミルトン・フリードマンがベーシックインカムを提唱してからすでに半世紀以上 ベーシックインカムというと、とにもかくにもまず思い出されるのが、1976年にノーベル経済学賞を受賞した競争的市場を信奉するいわゆるシカゴ学派のミルトン・フリードマンの存在です。 悪魔の碾き臼新自由の大天使(魔王)ミルトン・フリードマンのベーシックインカムて何? 「れいわ新選組」の山本太郎のベーシックインカム(BI)は今の日本政府や財界が進める新自由主義の否定するところから出発している。 ウェブサイトより ベーシック・インカムは貧困対策として社民主義的な立場から主張されることも多い。 しかし、元々この考え方は、ミルトン・フリードマンに代表される新自由主義者が提唱した制度だと … ベーシックインカムとは、ネオリベの始祖ミルトン・フリードマンが提唱した事で知られ、既存の福祉を全廃し、その分の金額を国民に直接配る政策です。 (漫画)ベーシックインカムを導入すると日本はどうなるのか漫画にしてみた(マンガで分かる) ... 『(財源の)基になるのは(米経済学者)ミルトン・フリードマンの『負の所得税』の考え方だ。 さて、ベーシックインカムを提唱するミルトン・フリードマン氏は、いわゆる「自由主義者」です。 日本では小泉内閣の時代に「自由主義」を取り入れることで、一気に格差社会に突入したとして、自由主義を批判する人たちも多いです。 ミルトン・フリードマンがベーシックインカムを提唱してからすでに半世紀以上 ベーシックインカムというと、とにもかくにもまず思い出されるのが、1976年にノーベル経済学賞を受賞した競争的市場を信奉するいわゆるシカゴ学派のミルトン・フリードマンの存在です。 ミルトン・フリードマンは、控除の未使用部分の一定割が納税者に還付されるというモデルを提案した。 4人家族で控除額が$10,000、助成率50%(フリードマンが推奨した率)として、この家族の収入が$6,000であるとき、$2,000が支給される。 国民全員に、衣食住に必要な生計費を支給する制度であるベーシックインカム(bi)は実現可能か。前回はざっと歴史を振り返り、なかなかうまくいかなかったものが、フリードマンの「負の所得税方式」なら、何となくうまくいきそうだ、というところまで解… 給付付き税額控除(タックスクレジット) 最低限所得保障; ベーシックインカム - 異なる概念; 税理士; 国税庁; 税務大学校; 外部リンク なんで「ベーシック・インカムには社会保障廃止が必要」って思い込んでる奴いるの?,思考をハックする知識と知恵をお届けする2ちゃんねるまとめブログです。考えさせられるスレッドやニュースなどを2ch,ニュース速報VIPから紹介しています。

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