今日も朝から良い天気で気持ちが良いですね。, コンヴィチュニー盤はLP時代から大好きでしたが、現在聴き直してみてもやはり素晴らしいと思います。, クリュイタンスは好きな指揮者ですが、ベートーヴェンは余り聴いていません。この曲もきっと良いでしょうね。機会あれば聴いてみます。ありがとうございました。, 私はワルターとマズアの演奏が好きです。ワルターのものは、このコンパクトな曲がダイナミックに響いている気がしますし、弦が美しいと思います。マズアのものはテンポがワルターのものより高速な演奏なのですが(古楽奏法風)、ライヴ盤ということもあってか第4楽章でマズアの「はっ!」という掛け声が入っているのがイヤです。私はやはりワルターですね。少しテンポが遅すぎる感がありますが、第2楽章など最高に好きです。, 残念ながらコンヴィチュニーのものは聴いたことがないですが、いずれ全集を購入したいと思ってます^^, マズア盤は聴いたことが有りません。元々余り好きな指揮者ではないこともありますけど。 ベートーヴェンがいかに卓越したメロディー・メーカーなのかを痛感します。 0:15:13. はじめましてコバと申します。 ★★★★★ 一楽章、ここでも、堂々したたたずまいが一貫している。 ベートーヴェン:交響曲 第5番 (弦楽五重奏版) 第2楽章. 「第1」に続き「第2」の凄まじい気迫に圧倒されました。 コンヴィチュニー盤に魅かれるも、つべで何曲か聴いたら、2,4番だけ欲しくなり、amazonでコノ2曲がカップリングの単売盤を¥700で購入でき、先程聴き終えました。, 2番、ワルターでは3~4楽章に「アレ?」という感想を書き込みましたが、コノ演奏では全く感じず、合奏での厚みに酔えます。, 続く4番も終始厚みの在る音色に全くZzzz..ならずに聴き終えられました。全集だとコノ組み合わせで1枚になってなかったので大正解です。, コンヴィチュニー盤は2楽章が颯爽とし過ぎていて甘さに不足しますが、あの端麗辛口さが味わいなのですね。 Tweet, 第2番は、トスカニーニの歯切れよくダイナミック且つよく歌う演奏を長らく聴いて来た後に、クリュイタンス/ベルリン・フィルの優美さと力強さを備えた演奏を聴くようになり、その後いろいろ聴いてきましたが、結局、以上の2種類の演奏に戻って聴いてきました。 本気になればウィーン・フィルには負けないと思うのですが? またお気軽にコメントください。楽しみにお待ちしています。, ハルくん様 « ベートーヴェン 交響曲第8番へ長調op.93 名盤 | 定番・名盤 特集一覧 ; 邦楽; ロック/ポップス ... ベートーヴェン:交響曲 第5番 (弦楽五重奏版) 第1楽章 . ベートーヴェンの交響曲全集を聴きなおしているところですが カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1974年(第5番)1975年-1976年(第7番) (DVDで観るとなお良い感じです。) 第9番「新世界より」 その他の交響曲; R・シュトラウス. ベートーヴェン:交響曲第6番《田園》 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。 交響曲第4番 変ロ長調 作品60 <disc3> 5. ギュンター・ヴァント不滅の名盤[4] ベルリン・ドイツ交響楽団編 - ベートーヴェン: 交響曲第6番《田園》、第5番《運命》 (2種) クラシック. 「ベートーヴェン(交響曲第1番~3番)」カテゴリの記事. 6:22. エンシェント・コンソート・プラハ[演奏], ベートーベン[作曲] 2. ※本キャンペーンのご注文にはクーポンをご利用いただけません。, https://cdn.tower.jp/za/o/10/4997184953610.jpg. その他の楽章では”切れの良さ”が最高です。 7:54. ベートーヴェン 交響曲第2番名盤試聴記 朝比奈 隆/大阪フィルハーモニー管弦楽団. ベートーヴェン:交響曲第5&7番が交響曲・管弦楽曲・協奏曲ストアでいつでもお買い得。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常配送無料(一部除く)。 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱付き」 - 第2楽章. 交響曲ニ短調; シベリウス. (CDはボザール・トリオ等があります) 新型コロナウイルスに関する情報について. NHK交響楽団[演奏], 朝比奈隆[指揮], ベートーベン[作曲] 2. シェルヘン指揮ルガノ放送管弦楽曲 モダン・オケでも古楽器奏法に毒されず ベームは80年の最後の来日時のライブ、並録の7番と共に世評は芳しくないようですが、自分には音楽の奥底に乾坤一擲とはこういうものだ、と感じさせてくれるものがあるように思っています 挙げられたベーム、トスカニーニ、シューリヒトもみな大家の芸、スタイルは恐ろしく違いますが説得力があります 音楽鑑賞室(少しずつ・楽しく) 「名盤への旅路」今回は【ベートーベン交響曲第5番】です 日本では「運命」として 良く知られています。 2020年3月5日更新 ハチャメチャですが、ベートーヴェンを演奏するにあたり何が一番大切かということを考えさせてくれます。, シェルヘンの全集は決して”危険球退場”ということはなく一度は聴いてみたいのですが、その前に未聴の全集が幾つも棚に並んで順番待ちをしています。 トップページ バーンスタインの「スキャンダル本」を出した女史は ワルター盤はとても好きですよ。僕は遅くは感じませんし、2楽章は特に好きです。, コンヴィチュニーは全集として大好きですし、2番が抜群に素晴らしいと思います。是非聴かれてみてください。, ハルくんさん ただ、メータ以降はオケを本気にさせる指揮者がいない・・・, バーンスタインはウイーンフィルとの新全集を昔聴きましたが、オケの音色の美しさはともかく健康的過ぎて含蓄の浅さがやや気になった記憶が有ります。NYPとの旧全集はまとめては聴いていません。
2021年1月29日(金)11:00~2021年2月28日(日)23:59
交響曲第3番「オルガン」 フランク. スケールの大きなクレンペラーの演奏の素晴らしいので、ぜひ聴いてみて下さい。, コバさん、はじめまして。 ワルターの演奏の大好きで、その時の気分 クレンペラーはもちろん嫌いでは無いのですが、ベートーヴェンは自分と余り相性が良くない気がしています。と言っても全部聴いたわけでは無いですし、2番も未聴です。機会あれば是非聴いてみたいです。 当時のゲヴァントハウスのアンサンブルの優秀さは言葉に成りません。, この「第2」のピアノ三重奏曲版(作曲家自身の編曲)で聴くと ソニーはそろそろ「決定盤」マスタリングを出して欲しいところ。, 新しい録音では、ケント・ナガノ&モントリオール響(ソニー)が が古楽器による同傾向の演奏で楽しいし この第2番は「良い曲だなぁ~」と聴くたびに思いますね。でも、幾ら前半が素晴らしくても後半をカットしてはやはり寂しいですね。, こんばんは。 管理人おすすめの名盤はこちら! ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」 交響曲第7番イ長調 Op.92. 三楽章、この全集を聴いてみてカラヤンがベートーベンの内面を表現しようとはしていないと感じました。 私は、作品によってはカラヤンの演奏が好きなこともあるので、決してアンチ・カラヤンではないのですが、やはりベートーベンをクラシック音楽の中心に据えるとしたら、クラシック� もう一つ、ハル君には”危険球退場”ものですが、 ワルターのはやはり神演奏ですね。特に第一楽章は200%の輝きがあります。ただ一つ不満があってそれは第4楽章のテンポで、小生には微妙に遅く感じられここでガクッと泥濘にはまったような気になります。こんなことを思うのは自分だけかもしれませんが・・・。 ※限定盤※デジパック仕様(1枚毎にデジパック収納。箱入り)※SACDハイブリッド盤※歌詞対訳付(9)※2015年最新マスタリング音源使用※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(各ディスクにも使用。裏ジャケットも解説書にモノクロで掲示。一部を除く)※解説:満津岡信育氏、解説書全38ページ, LPレコードで第九と第3を聴いたときは、演奏の云々よりも、こもったような音に困惑した記憶があります。しかし、当盤はCD盤でも実にクリアな音、目が醒めるような思いがしました。演奏は、骨格がしっかりしていて、とても安定しています。ラヴェルで柔軟華麗な演奏を披露した、同じ指揮者とは思えない重厚で堅牢なベートーヴェンです。, クリュイタンスの指揮は力みがなく、音楽が自然に流れる。しかし、3流の指揮者とはまるで違い、演奏に味があり、迫力がある。英雄は速いテンポを取り、一見(一聴?)軽やかながら、要所の迫力、推進力はすごい。田園はゆったり目でその美しさは今風に言えば癒しの極致。1,2番の爽やかさ、4番の明るさ、5,9番のすっきり感とほどよい重さ、7,8番の快活さ等々、いつまでも愛聴したいベートーヴェン。, 期待はずれとかいじり過ぎ、なんて意見が出ているようだが、音は随分良くなったように思った。ただし、SACDよりはCDの方が音がすっきり、かつしっかりしていて良いように感じるということ。このCD部分だけにして半額くらいの値にしてくれればありがたかった。演奏はといえば、今更言うまでもない。音楽は若々しく率直流麗に流れ、何もしてないように見えて、優美さと明晰さ、力感を兼備した滋味あふれる名演。, 復刻して下さったことは、有難いのですが、残念ながら音質は、いじくり過ぎだと思います。某オーディオメーカーのSACDのマスタリングと同じ方がなさっておられますが。オリジナルのレコードとは、まるで別ものです。それ以前に、本当にこれがベストのマスターかしら?と考えてしまいました。演奏は最高ですが、わたくしは、ディスキーの廉価盤のほうが好ましいです。好みの問題ですが。, ESOTERICによる高音質SACD復刻のベートーヴェン全集は3流の指揮者&オケ&演奏でがっかりだったが、こちらはすべて一流!しかも価格が2/3!涙ものです。このようなことはオーディオメーカーには出来ない?, SACD層、CD層ともに素晴らしいマスタリングです。音の奥行きや拡がり感ではSACD、個々の楽器の音の鮮明さではCD。1セットで、二度楽しめる優れもの。, 聴いた後の直観だが、何と驚くべきこの臨場感!そして従来盤CDではとても想像し得なかったこの逞しさ、スケール感と迫力!同じSACD盤のカラヤン盤('61-62)と比較しても決して勝るとも劣らぬ「不滅の名演」と確信致しました。これ以外にも彼のラベル名演集等、ぜひタワレコ企画でのSACD化をどんどん推進して頂きたいものです!, 同時発売の他ディスクも含め、盤によって若干のばらつきはありますが、総じて中低音が充実したアナログ的な音質で大変好ましいです。音の分離はこれまでのCDなどとは比べものにならない良好なレベルであり、50年代のベルリンフィルの音が存分に楽しめます。, トータルとしてやや後の時期のカラヤンのSACDベートーヴェン交響曲全集と比べても遜色ないです。, タワレコ企画SACDシリーズの英断に感服。クリュイタンスのベートーヴェンはこんな音で聴きたかった。CDとは音の次元が違う。マスに埋もれていたニュアンスが聴き取れるようになり,しなやかで生き生きとしたベートーヴェンであることが明らかとなる。カラヤンの力で押すベートーヴェンとは違う,のびやかなセンスの光るベートーヴェンである。このシリーズ,次は歌劇「ヘンゼルとグレーテル」を是非お願いしたい。, タワーレコード企画盤752タイトルが対象
自分の耳も時と共に変化しますので、そろそろまた聴き直してみたいと思っていました。, カラヤンの60年代の録音もやはり昔聴き、全く気に入らなかった記憶だけが残っています。 最も好きな演奏です。ハルくんさんとまったく同じ感想を持ってます。 1814年 2月27日、交響曲第7番などとともに初演。 7番のほうに人気が集中したのに対しベートーヴェンは「聴衆がこの曲(8番)を理解できないのはこの曲があまりに優れているからだ」と語ったと … 【開催期間】
「新旧全集ともに力強さに満ちている」と評価しています。, 日本でこのコンビのドイツものがろくに評価されていなかったのは 新編名曲名盤300 ベートーヴェン|交響曲第9番|HMV&BOOKS online コンビニ受け取り送料無料! Pontaポイント使えます! 支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です! 0:18:15. 交響曲第2番 ニ長調 作品36 4. アルバム販売のみ. 第1楽章:Adagio molto ニ長調 4分の3拍子 - Allegro con brio ニ長調 4分の4拍子 第2楽章:Larghetto イ長調 8分の3拍子 第3楽章:Scherzo Allegro ニ長調 4分の3拍子 第4楽章:Allegro molto ニ長調 2分の2拍子 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvi, 1962年- ) 演奏:ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団(ドイツ・カンマーフィルハーモニー・Die Deutsche Kammerphilharmonie Bremen) ベートーヴェンの交響曲第7番の個人的名盤 Posted on 2017年11月1日 by 上乃木 燕二 ベートーヴェンの7番を惜しげもなく紹介できる時代が来ました。 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvi, 1962年- ) 演奏:ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団(ドイツ・カンマーフィルハーモニー・Die Deutsche Kammerphilharmonie Bremen) 交響曲第2番、ハイドンの主題による変奏曲,他: フリッチャイ(指)vpo、フォレスター(a) 交響曲第2番、ベートーヴェン:交響曲第8番: クナッパーツブッシュ(指)ミュンヘンpo: 交響曲第2番、メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 サンティ(指)読売日本SO 取り上げている演奏は私も全て聴いたこと アメリカの指揮者とアメリカのオケだから・・・これだけでしょう。 ベートーヴェン「交響曲第7番」名盤. コンビチュニーの全集版を買っておかなかったのが悔やまれます、良い演奏なのでしょうね 盲信され続けてますね。, ニューヨーク・フィルはウィーン・フィルど同じ歴史を持ち またいろいろご教示下さいますよう, ベートーヴェンの交響曲すべての演奏が最高レベルというのは至難の業だと思いますが、コンヴィチュニーは全集盤としては中でも第一に挙げて良いのではないかと思っています。古い割に録音が良いですし、是非お聴きになられてみて下さい。, ドイツ人のシューリヒトにフランスのオケと録音させて、ベルギー人のクリュイタンスにドイツのオケと録音させるという、EMIの面白いアイディアは、素晴らい結果を生んだと思います。, 実は先日、バラ売りのワルター/コロンビア最初期35DC盤のベートーヴェンが全曲安価で中古屋に入荷し買い占めました。, 昨夜1枚目(1~2番)を。1番はベートーヴェンを感じず「・・・」も、2番の冒頭数小節で「ムムっ」。, >特に素晴らしいのは1楽章と2楽章 お立ち寄りくださいまして有難うございます。 随分と色々な演奏をお聴きになられていますね。ベーム、ワルターは本当に良いですよね。 逆にカラヤン&ベルリンは「ドイツの本場もの」と シューマンの交響曲第2番は、出だしから感情の浮き沈みがあり、その後もふさぎ込むかのようなマイナスの感情が何度も現れる曲で、必ずしも聴きやすい曲ではありません。… シューマンの交響曲第2番の名盤 | ぽむの音楽箱. もA5ランクの肉がウェルダンになっている感じですが、気迫があって好きです。 これも一部では熱狂的なファンが名盤と褒めた一枚です。イタリア人のアバドはオペラに関わるという意味では前 述のジュリーニとも比較されるかもしれませんが(ミラノ・スカラ座の主でした。でもオペラ的なのはむしろムーティでしょうか)、テンポはどちらも同じぐら い、大変遅い部類� あまりにも器楽的作品(「運命」等)が凄すぎて見落としがちですが。, ワルター盤はやはり良いですが 交響曲第2番作品36(ピアノ三重奏曲版あり)の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト。PDFとして無料で入手可能。 Symphony no.2 in D Major, Op.36 - 『Musopen』より; Symphony No.2 in D Major Op.36 - 『Free-scores.com』より バーンスタイン指揮ウィーンフィル この記事へのトラックバック一覧です: ベートーヴェン 交響曲第2番ニ長調op.36 名盤: ヨハン・シュトラウス(2世) 喜歌劇「こうもり」(Die Fledermaus) 名盤, ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2010 プレートルの「エロイカ」 », ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2010 プレートルの「エロイカ」, ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」 名盤(モノラル録音編) ~指揮者の英雄たち~, ハルくんのハードロック・カフェ(管理人の姉妹ブログ) ロック・ミュージックについて楽しく語ります, Der Weg zur Deutschen Sprache/ドイツ語学習中のmicchikさんのブログ, オペラファンの仕事の合間に /クラッシック音楽やフィギアスケートの荒川静香さんを語るブログ. 概要. ガーディナー指揮レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱付き」 - 第1楽章 . 3. ベートーベン交響曲第9番の名盤のCDを教えて下さい。 ディヴィット・ジンマン指揮するチューリッヒ・トーン・ハレ管弦楽団。2楽章のスケルツォもちゃんと繰り返してなんと59分00秒の超快速第九。おもしろいよ。ある意味名盤。 なかなか良かったです。 交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」 6. アルプス交響曲 家庭交響曲; サンサーンス. ときどき拝見させて頂いておりました アルバム販売のみ. シューリヒトとクリュタンスには他のベートーヴェンの交響曲でもそうですが、多くの共通点を感じています、シューリヒトがクリュイタンスのオーケストラを指揮しているからなのかどうかは分かりませんが・・・ ベートーヴェン 交響曲第2番 - カラヤン/ベルリンフィル 1961/62 (01/12) ベートーヴェン 交響曲第2番 - ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団 1987 (01/05) ベートーヴェン 交響曲第2番 - C. デイヴィス/シュターツカペレ・ドレスデン 1992 (01/03) categories コンヴィチュニーのはLPとCDで持っているのですが響きのユニークな第6番以外はあまり聴いておらず、第2番については聴いた記憶がないので今朝改めて聴いてみました。各声部の動きがよく分かります。第2楽章など、各楽器の絡み合う様子が、とてもよく聴こえて来て、合奏が盛り上がるところでは、熱いものを感じます。終楽章ではこの曲の持つドラマが、スケール大きく表現されています。大変な名演奏ではないかと思います。この曲の堂々とした別の面も知ることが出来ました。ご紹介、ありがとうございました。, HABABIさん、おはようございます。 アルバム販売のみ. コンビチュニーは何となく分かるような気がします、多分気に入りそうです、今度CDショップで見かけたら購入します でもそれもまた聴き直してみたいと思います。, この曲を最初に効いたのはハル君ご紹介の中にあるクリュイタンス盤でした。LP時代のことですので一寸記憶が遠ざかりました。 | ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2010 プレートルの「エロイカ」 », ベートーヴェンが、この第2交響曲を作曲したのは、彼が有名な「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた1802年です。弟の問題、難聴や体調の問題、音楽家としての人気の低下などから、あれほど絶望的な感情に陥っていながらも、いざ創作をするとこれほど明るく生命力のみなぎった曲を書いてしまうのですから、なんという人なのでしょう。音楽家としてのプロフェッショナルさには脱帽です。, この曲は古典形式を強く残してはいますが、ハイドンの影響下に留まっていた第1番とは異なって、そこから大きく脱皮したロマンの香りや情熱のほとばしりが聴き手に強く迫ってきます。ですので第3番以降の傑作群と比べても、それほど聴き劣りがしません。特に素晴らしいのは1楽章と2楽章です。第1楽章はいかにもベートヴェンらしい勇壮な主題ですし、終結部も素晴らしく何度耳にしても興奮します。そして第2楽章のロマンティックな歌も実に美しいです。時を忘れてずっと浸っていたい気分になります。そのくせ、どこかにベートーヴェンの苦しい気持ちが隠されているような陰りを感じます。1、2楽章の魅力と比べると後半の3、4楽章は少々物足りない感は有ります。とはいえ、この第2交響曲はやはり魅力的な佳曲だと思います。, それでは、僕の愛聴盤をご紹介します。順番に聴いていきたいと思いますが、まずはモノラル録音からです。, ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウイーン・フィル(1948年録音/EMI盤) ロンドンへの演奏旅行中のライブ録音です。これは正直、愛聴盤とは呼べません。録音が劣悪で、戦時中の録音以下だからです。けれどもフルトヴェングラーに他の録音が無いために、EMIの全集に含まれています。間違ってもこの曲を目当てにしてはいけません。但し演奏そのものは、さすがにウイーン・フィルです。音のしなやかさと、こぼれるようなロマンの香りが素晴らしいです。録音がせめてもう少し良ければ、と思わずにはいられません。, アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC響(1951年録音/RCA盤) カーネギーホールでの録音です。1楽章は相当に速いテンポで力強く突き進みます。音の迫力が凄いです。2楽章は速めですが、カンタービレを効かせてよく歌っています。3楽章も非常に力強いです。終楽章は速めですが、極端ではありません。全体として、どこまでも明晰で、あたかも地中海の気候のような演奏なので、もう少し陰りというものが欲しくなる気がします。もっともこれはこの人の全ての演奏について言えるのですけれど。, カール・シューリヒト指揮パリ音楽院管(1957年録音/EMI盤) これもEMIへの全集に収められています。1楽章の序奏のあとの主部は相当に速めです。けれども音のタメに余裕が有るので、せかつく感じは有りません。このあたりはシューリヒトの魔法と言って良いです。2楽章は粘らず清楚で実に美しいです。3楽章はリズムの切れの良さが光ります。終楽章のテンポは意外にゆとりがあります。フレーズ毎に丁寧に念押ししながら進む感じがしますが、決してもたれません。, ブルーノ・ワルター指揮コロンビア響(1959年録音/CBS盤) 1楽章はかなり速めです。情熱と生命力が凄く、これはワルターが82歳のときの録音ですが、とても年齢を感じさせません。時々感じさせることのある、音の結晶度不足もここでは全く感じません。そしてゆったりと歌う2楽章のロマンの香りはいかばかりでしょう。ここには「田園」の2楽章にも匹敵する深い味わいが有ります。3楽章はリズムが生き生きしています。終楽章は幾らか遅めでゆとりが有りますが、決してもたれるわけではなく、フレーズの歌いまわしが非常に美しいので、せかせかした指揮者の演奏とは別の曲を聴く感じがします。アンドレ・クリュイタンス指揮ベルリン・フィル(1959年録音/EMI盤) 全集盤に収められている演奏です。第1楽章の主部に入ると快速テンポでグングンと進み行くのが快感です。アンサンブルの良さも流石はベルリン・フィルです。2楽章の牧歌的な味わいと美しさは秀逸ですし、3、4楽章の切れの良いリズムによる躍動感と音楽の生命力も最高です。録音についてはEMIなので元々期待は出来ませんし、リマスターが高域型で音そのものが軽く感じられますが、この曲の場合には曲想から抵抗感は少ないです。, フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管(1960年頃録音/edel classics盤) これも全集盤に収められていますが、昔、学生時代に廉価LP盤で聴いて非常に好きだった演奏です。1楽章序奏部の和音から厚いドイツの響きがとても美しく魅了されてしまいます。更に主部に入ると、ゲヴァントハウス管の合奏の上手さと切れ味に驚嘆させられます。それは単に機能的に優れているだけではなく、ドイツの伝統そのものから成り立つ凄さを感じるからです。2楽章は速めで甘さは控えめですが、和音はやはり美しいです。続く3楽章も良いですが、終楽章は分厚い合奏に凄みすら感じます。それにしても、この凄さは実際に耳で聴いてみないと分からないと思います。, カール・ベーム指揮ウイーン・フィル(1972年録音/グラモフォン盤) 全集盤の中に収められた録音です。1楽章序奏部の響きはドイツのオケとはまた違ったウイーン的な柔らかさです。それが主部に入ると驚くほど速いテンポで生命力に満ち溢れます。晩年のベームの演奏が全て重いと思ったら大間違いです。2楽章は一転して、ゆったりとロマンの歌を奏でます。ウイーン・フィルの美しく抒情を感じる音も最高です。3、4楽章のテンポはゆとりが有りますが、リズムの切れも良く、決してもたつくことは有りません。, カール・ベーム指揮バイエルン放送響(1978年録音/audite盤) ウイーン・フィル盤から6年後のミュンヘンでのライブ録音です。1楽章のテンポは6年前とほぼ同じで非常に躍動感を感じます。2楽章も非常に美しく、ウイーン・フィルに中々に迫っています。3、4楽章もウイーン・フィル盤と余り変わりませんが、ドイツのオケのせいか、4楽章の立派さは更に上回っているような気がします。総合的にウイーン・フィル盤とどちらを取るかは非常に難しいですが、個人的には僅差でウイーン盤を選びたいです。, ヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン(1978年録音/Berlin classics盤) これも全集盤に収められています。ゲヴァントハウス管の音も素晴らしかったですが、SKドレスデンの音も最高です。演奏の凄みという点ではコンヴィチュニーに及びませんが、この演奏も実に素晴らしいです。1楽章主部は結構速いテンポなのですが、マルカートで全ての音符を弾き切っているので、実際よりも落ち着いて聞こえます。やっぱり伝統的なドイツのオケの響きと演奏には理屈抜きで惹かれます。, 以上の中から、特に好きな演奏を上げるとすれば、コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス盤がダントツです。これは学生時代から全く変わりません。他には、ウイーン・フィルが美しいベーム盤、SKドレスデンが素晴らしいブロムシュテット盤、そして指揮者の芸格が抜きんでたワルター盤も外せません。, 投稿者 ハルくん 時刻 00時15分 ベートーヴェン(交響曲第1番~3番) | 固定リンク