他人のiPS細胞から作った網膜の細胞を、滲出型加齢黄斑変性の患者5人に移植した 世界初の臨床研究について、網膜細胞が定着するなど術後1年の経過は良好と発表しました 。軽い拒絶反応が1人に起きたが薬剤のステロイド投与で改善した。また、4人 これにより、重篤な視覚障害を起こす視神経疾患の原因や病態の解明、診断・治療の研究に大きな道が開けました。これに引き続き、今回はヒトES細胞からもiPS細胞と同様の視神経細胞(網膜神経節細胞)を作製することに成功するとともに、これらの視神経細胞を用いて、薬物の効果を判定する技術を開発しました。これによって、視神経疾患に対する治療薬を新たに開発する(創薬)ことが可能となりました。, 視神経は、眼と脳をつないで、眼の網膜に映った視覚情報を脳へ伝達しています。網膜では視覚情報が、受容器である視細胞からさまざまに修飾され、その後に網膜神経節細胞の長い軸索によって、視神経を通って脳へ到達します(図1)。したがって、視神経は、網膜にある細胞体(網膜神経節細胞)から伸びる長い神経線維(軸索)によって構成されています。, 視神経が障害されれば、重篤な視力障害が起こります。その原因として、視神経炎や遺伝性視神経障害、虚血、外傷などさまざまな疾患がありますが、なかでも緑内障は40歳以上の日本人の5%が罹患し、治療中の患者数約30万人(厚生省患者調査2002年)、潜在患者数は400万人と非常に多く、我が国の失明原因の第1位(約25%)を占めています。, いろいろな視神経疾患の病態解明や薬剤効果の判定には、これまで動物モデル(in vivo実験)が使われてきました。一方、培養皿でのin vitro実験では、動物の網膜から視神経細胞(網膜神経節細胞)が単離培養されて用いられていますが、採取して培養皿で生存可能な動物の視神経細胞(網膜神経節細胞)は未熟ものに限られ、さらに神経線維(軸索)が千切れてしまっており殆どありません。視神経は中枢神経なので、ヒトでは採取することが不可能です。, 視神経疾患では、神経線維(軸索)が主に障害されるので、培養皿でのin vitro実験による病態研究や創薬の研究は、これまで十分に行われてきませんでした。ことに、薬物効果はヒトと動物ではしばしば異なるため、ヒト細胞を使用できない事は、創薬研究の大きな障害となっていました。, 再生医療の分野では、ES細胞やiPS細胞などの多能性幹細胞の研究が進められています。ES細胞やiPS細胞から網膜やその一部分である視細胞を作る研究は行われてきましたが、培養皿の中で長い軸索をもつ視神経細胞(網膜神経節細胞)を作ることは、非常に難しいと考えられてきました。視神経は軸索で構成されており、そこに病気が起こるので、視神経疾患の研究においては、長い軸索をもつ網膜神経節細胞を得ることが、どうしても必要でした。, 国立成育医療研究センター 病院 眼科医長・研究所 視覚科学研究室長の東 範行の研究チームは、これまでに、ヒトiPS 細胞やマウスのiPS細胞およびES細胞から視神経細胞(網膜神経節細胞)を、培養皿の中で作製することに世界で初めて成功しました。これは、皮膚由来のiPS細胞やES細胞を培養し、外から形態形成遺伝子などを導入することなく、培養条件のみによって、自動的にiPS細胞やES細胞から網膜神経節細胞に分化させることができる、画期的な細胞技術です。, このヒトiPS 細胞由来の神経細胞(網膜神経節細胞)の作製技術は、視神経を障害する疾患の病態解明や診断技術の研究、治療のための創薬、視神経の移植や再生医療などの臨床研究、視神経の発生、神経線維成長における経路探索のメカニズム、視覚成立の分子メカニズムなど、視覚生理学、神経学の基礎研究に大きく貢献すると考えられます。, 神経としての機能については、神経線維(軸索)に軸索流(軸索の中のミトコンドリアなどの物質の流れ)が みられ、神経情報伝達の電気生理反応(活動電位、活動電流)があることが証明されました(図3、担当:埼玉医科大学医学部生理学 渡辺修一教授、田丸文信助教)。作られた視神経細胞(網膜神経節細胞)は、構造・機能ともに十分に成熟したものでありました。, これにより、この視神経細胞の作製法が、動物種や多能性幹細胞の種類を超えて、普遍的な技術であることが確認されました。, 次に、これらのヒトiPS細胞およびES細胞から視神経細胞(網膜神経節細胞)を用いて、さまざまな薬物の効果を判定する技術を開発しました。神経の成長を亢進する神経栄養因子や成長を妨げる抑制因子を投与すると、視神経細胞の発生や神経線維(軸索)に大きな変化がみられ、その変化は投与した化合物の濃度と相関していました(図4、図5)。, したがって、薬物の効果を定量的に検討することが可能になりました。iPS細胞およびES細胞いずれから作製した視神経細胞(網膜神経節細胞)も同等の結果が得られ、どちらを使っても有効な薬物評価ができることがわかりました。, 次に、視神経細胞の誘導物質の効果を判定する技術を開発しました。視神経線維(軸索)は、眼の網膜から脳の中へ複雑な道のりを経て伸びています(図1)。発生期におけるこの道のりを経路探索(pathfinding)といい、各道程で方向を誘導する物質が働いています。自分の方へ導く物質と自分の方へ来させない物質があり、これらは組み合わさって誘導しています。, これらの効果を判定する方法を、局所的な誘導物質投与、動画等で評価する方法を開発しました(図5)。誘導物質の評価は、再生医療で視神経細胞を移植する場合、視神経線維(軸索)を正しい道のりに導くために重要な技術です。, 本研究の成果は、Scientific Reports 誌に12月1日、英国時間10:00 am(日本時間 11月30日19:00 pm)にオンライン(電子版)で発表されます。, 治療の研究にも大きく貢献するでしょう。さまざまな治療薬の効果を、時間や濃度など条件を変えて検討することができます。神経線維(軸索)が障害され死滅することを予防、抑制する神経保護薬、あるいは神経線維(軸索)の再生・可塑性を促す神経再生薬の開発など、視神経疾患を治療するための創薬にもつながります。, これまで、視神経の移植や再生医療の研究はほとんど進んでいませんでした。視神経は経路が長く、投射も複雑なので、移植しても視覚を復元させることは困難と思われるからです。しかし、再生医療の移植技術は日進月歩であり、この視神経細胞(網膜神経節細胞)を移植して神経線維(軸索)が脳に到達し、視覚が復元する日が来ると思われます。その点で、マウスで移植可能な視神経細胞(網膜神経節細胞)を得ることができるのは、再生医療の研究を大きく進歩させることでしょう。, 今回、ヒト培養細胞を用いて、薬物の効果を正確に評価する方法を開発したことは、今後の神経保護薬あるいは神経再生薬の開発に大きな発展をもたらすでしょう。これまでの薬物開発は、まずマウス等の小型動物、ウサギやサル等の大型動物で効果と安全性を確認してから、ヒトでの検討が行われていました。しかし、動物とヒトでは薬物に対する反応が異なることがあるので問題になっており、ヒト細胞を用いて検討できるようになったことは大きな進歩です。, 今回の薬物の効果と安全性を評価する技術は、正確であるとともに、効率もきわめて高いものです。ヒトiPS細胞からもES細胞からの視神経細胞の作製効率は90%以上であり、1か月以上も生存が可能です。, そして、未来の医療である再生医療にも貢献できます。視神経細胞を移植した場合、その神経線維(軸索)は、眼の網膜から脳の中まで、複雑な経路をたどらなければなりません。発生期に各道程では、方向を指示する誘導物質が働いていて方向を指示していますが、この誘導物質を有効に用いてなければ、移植した細胞が神経線維(軸索)は脳の適切な場所に到達することができません。この経路探索に有効な物質を検討して、視神経移植に貢献することができるでしょう。, 以上のように、このヒト視神経細胞(網膜神経節細胞)の作製技術と薬物効果の評価技術は、今後の視神経疾患の診断から治療にわたる研究に大きく貢献することができます。失明の恐れがある重症視神経疾患の患者さんにとっても、大きな福音になることでしょう。, 現在、ヒトiPS細胞およびES細胞から作製した視神経細胞を用いた疾患細胞モデルで、さまざまな薬物の効果と安全性の検討を進めています。また、これらの視神経細胞の動物への移植研究も行っており、その研究成果はまもなく発表できる予定です。, > ヒトiPS細胞・ES細胞から作製した視神経細胞を用いて薬物効果を判定する技術を世界で初めて開発, 眼から脳へ視覚情報を伝達する視神経は、網膜に細胞体(網膜神経節細胞)があり、そこから長い神経線維(軸索)が伸びて、視神経管を通って脳に達する。これまでにヒトの視神経細胞を純粋に培養することはできず、動物から単離培養しても、神経線維(軸索)を温存することは不可能でした。当研究チームは、一昨年にヒトiPS細胞から、昨年にマウスiPS細胞およびES細胞から、培養皿の中で機能する軸索をもつ視神経細胞(網膜神経節細胞)を作製することに、世界で初めて成功しました。これによって、重篤な視力障害を起こすさまざまな視神経疾患に対して、疾患の原因解明、新規診断法の開発、再生医療、創薬など、新たな医療に関する研究を、ヒト細胞を用いて培養皿の中で行えるようになりました。, 今回、ヒトES細胞からも同様に、視神経細胞(網膜神経節細胞)を作製することに世界で初めて成功しました。これにより、この視神経細胞の作製法が、多能性幹細胞の種類を超えて、普遍的な技術であることが確認されました。ヒト iPS細胞およびES細胞から作製した視神経細胞を用いて、神経栄養因子や神経抑制因子の効果を培養皿の中で判定する技術を、世界で初めて開発しました。これまでの薬物研究では、ヒト細胞は中枢神経なので採取できず、マウス等の動物の細胞を用いてきました。しかし、動物の薬物に対する生体を用いて行われてきましたが、薬物に対する反応がしばしばヒトとは違うため、ヒトに有効な薬物の開発(創薬)が円滑にできませんでした。, 今回の研究成果によって、ヒト細胞を用いて神経系の薬物評価ができるようになり、創薬への道のりが大きく短縮されると思われます。ことに、患者の細胞由来のiPS細胞を用いれば(疾患iPS細胞)、疾患の特徴をもつ視神経細胞モデルを作製することができ、これに対して効果のある薬剤を開発することもできます。失明につながる視神経疾患に対して、新たな薬物を開発する道が大きく開けました。. 二口亜希子(熊本 … 脳や脊髄などの中枢神経系は、一度ダメージを受けると再生が起こらず、これが神経疾患の治療を難しくしている。再生には、神経細胞が新たに作られる神経新生と、一度切断あるいは損傷を受けた神経の軸索が再び伸長する神経軸索再生がある。大人の脳での神経新生(成体神経新生)はヒトなど哺乳類では脳の限られた部位でのみ起きていて、脳の一部の障害の回復に寄与している可能性が報告されているが、その増殖や分化 … iPS細胞は京都大学の山中伸弥教授らによって作製され、すでに様々な病気の治療に応用されています。眼科でも、その治療に期待が寄せられていますが、現在は臨床研究の段階です。その中で最も有名なのは、理化学研究所で進められている、加齢黄斑変性症に対する臨床研究です。 本成果により、iPS細胞の足場による運命決定制御機構や眼の発生機序の解明、さらには角膜再生医療実用化に向けたiPS角膜上皮細胞の作製効率化が期待されます。本研究成果は、米国科学雑誌「Cell Reports」に11月6日に掲載されました。 iPS細胞は緑内障治療に使えるでしょうか? iPS細胞から視神経が作られ、緑内障治療に期待できると言われています。一方、視神経を脳と目に結ぶ方法はなく、実用化には程遠いとも言われています。iPS細胞の緑 … 英語で、induced pluripotent stem cellと表記するため、頭文字をとってiPS細胞と呼んでいます。 注2.緑内障: 何らかの原因で視神経が障害され、視野欠損が出現・進行する疾患です。日本人では眼圧の高くない正常眼圧緑内障が多いことが知られています。 網膜剥離手術は成功したものの、眼圧が上がり緑内障と診断されました。視野狭窄となった生活の実際と緑内障と長くつきあう方法についてお伝えします。点眼治療以外にも眼に良いとされる療法を取り入れる網膜剥離手術(網膜硝子体手術)により視力は上がったも © National Center for Child Health and Development All rights reserved. 研究課題:網膜神経節細胞の特性に基づく緑内障早期発見に適した視野検査法の探索. 緑内障は網膜神経節細胞が徐々に死滅していく加齢性眼疾患であり、現在、我が国における中途失明原因の第一位を占めています。 ... マウス網膜初代培養細胞及びiPS ... 3.新規眼内灌流液開発に向けた基礎的研究と実用化. 檜森紀子(東北大学) 研究課題:酸化ストレス制御機構を足掛かりにした 緑内障個別化医療への挑戦. Muse細胞は幹細胞の1種で、ほぼすべての組織に存在しています。特徴は腫瘍性に関連する遺伝子が体細胞レベルと同等で低く、テロメラーゼ活性も低く抑えられているため、無限増殖を行わないことです。 術,iPS細胞治療の普及に向けた現在の課題について考 察する. 《特集1》 水晶体の再生に必要な基礎・臨床の知識 日本白内障学会誌 28:39〜42,2016© iPS細胞技術を利用した再生医療とその課題 浅香 勲* *Isao Asaka:京都大学iPS細胞研究所基盤技術研究部門 ips細胞やes細胞を用いた網膜神経節細胞の作製. nerve head,高眼圧モデル 推定分野:臨床系外科学,臨床系内科学 現在、iPS細胞を使った再生医療は研究段階。まだ実用化されているものはありませんが、臨床研究(実際にヒトに治療を行い、安全性や有効性を検証するための研究)が行われているものや、準備が進められているものはいくつかあります。 ips細胞が実用化されて、網膜が再生される手術ができれば別でしょうが。 眼科ではGP〈全体視野〉や、HFA〈中心視野〉の検査はしましたか? 両方? 前編では、iPS細胞が世界の医学者から期待されている意味や、どのように活用しているのかを語ってくれた井上治久教授。現在は、その方法を駆使し、難病のメカニズムや原因の解明、創薬といった段階にコマを進めている。具体的にどのような研究を行っているのだろうか。 ※【前編】の記事はこちら 「難病の一つである筋萎縮性側索硬化症(ALS)でいうと、まずは健康な方からと、遺伝子に変異がある家族性ALS患者さん … 医学界を大きく変えた「iPS細胞」実用化はいつなの? あなたは「iPS細胞(さいぼう)」という名前を、新聞やテレビなどでも、何度か聞いたことがあると思います。. 京都大学ips細胞研究所・山中伸弥教授らの樹立した、日本人への免疫適合性の高いhla型をもつhlaホモドナーips細胞(研究用)から、ミニ肝臓作製に必要な3種類の全ての細胞および小型化したミニ肝臓を、高い品質を担保して製造することが可能となりました。 iPS細胞の登場から7年、実用化へのマイルストーン 世界に衝撃を与えた山中伸弥教授によるiPS細胞の樹立から7年後の2014年9月12日、滲出型加齢黄斑変性の患者に、患者自身のiPS細胞由来の網膜色素上皮(RPE)細胞のシートを移植する手術が行われた。 網膜細胞の「若返り」で緑内障マウスの視力回復、iPS作製過程を利用 米研究 【12月3日 AFP】老化した細胞を「若返らせる」技術を用いてマウスの視力を回復することに成功したとの研究結果が2日、英科学誌「ネイチャー(Nature)」(電子版)に掲載された。 緑内障の治療は、薬を(目薬)使って眼圧を下げますが、十分に効果が出ない場合は、手術やレーザー治療を行います。緑内障治療とips細胞による再生医療の今後についても紹介します。 シリーズ2回目の今回は、2017年から2018年の初めにかけて報告されたips細胞やes細胞を用いた網膜神経節細胞の作製に成功した研究についてのご紹介と、今後、その成果がどのように緑内障の治療へと役立つのかについてお話ししたいと思います。 スポンサードリンク. 著 者:Tadashi Yokoi,1) Taku Tanaka,1) Emiko Matsuzaka,1) Fuminobu Tanalu,2) Shu-ichi Watanabe,2) Sachiko Nishina,1) Noriyuki Azuma1). 代表: 03-3416-0181 / 予約センター(病院): 03-5494-7300
論文名:In vitro assessment of the effect of neuroactive agents by use of retinal ganglion cells generated from human stem cells. JSPS/KAKEN/基盤研究(A) 研究課題 推定関連キーワード:原発開放隅角緑内障,反応性アストロサイト,緑内障モデルマウス,Optic. 世界初の「iPS」移植手術、患者「視界明るい」で加齢黄斑変性の患者にiPS細胞から作った網膜細胞を移植したというニュースを先日取り上げましたが、そのことが影響しているのでしょうか、「緑内障 iPS」で検索されている方が増えているようです。 国立成育医療研究センター 病院 眼科医長・研究所 視覚科学研究室長の東 範行の研究チームは、これまでに、ヒトiPS 細胞から機能する神経線維(軸索)をもつ視神経細胞(網膜神経節細胞)を作製することに、世界で初めて成功しました。 〈月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時〉, 〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1 電話:03-3416-0181 FAX:03-3416-2222. ã£ãã®ã§ãã大ä¸å¤«ã§ããããï¼KMJ çªè»å ãã¹ããã ã風åããã 足ãµãããã éä¹¾ å¿«é© èª¿æ¹¿ æ¶è é²ã«ã æè æ¸
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