ダウン症の出生確率について解説していきます。初産婦と経産婦で、ダウン症を妊娠する確率が異なるのか、年齢別にダウン症を妊娠する確率はどう変わるのかについて説明しています。 35歳の初産のことを「高齢出産」と呼び、年齢的な一つの区切りと見ているようです。一般社団法人 日本生殖医学界では、以下のように述べています。 ・女性30歳以降:緩やかに妊娠率が低下。 ・女性35歳以上:妊娠率の低下と共に、流産率の増加。 36歳で結婚、夫には告げずにそれとなくタイミング法を試して38歳で妊娠。39歳のときに出産しました。 幸いなことに“つわり”の時期がなかったので、妊娠中の生活は今思えばのんびりとしたものでした。「あれ、“つわり”っていつくるんだろう? いつ気持ち悪くなるんだろう? 38歳の妊娠確率やリスクは?子供は何歳まで産めるのでしょう?35歳から「高齢初産」と呼ばれるようになりますが、気にしたい境界線は実は30代前半で、37~38歳からそれに拍車がかかるということが分かっています。卵子老化の真実や、年齢別の妊娠確率、高齢出産のリスクとは? 出産可能年齢について。現在39歳、何歳まで可能でしょうか?初産で。個人差もあるでしょうが…経験者の方、また経験者をご存知の方教えて下さい。 今年7月に42歳で出産しました。初産で、自然妊娠です。正直出来ると思ってなかったのでびっくりしました(笑)でも産後の体力は本当 … 36歳で妊娠、37歳で出産。現在11ヶ月の娘をを育てている新米母さんです。33歳で結婚ししばらくは2人で、とゆったりかまえていてぼちぼち、というときに妊娠、なんの予備知識もなく産婦人科へ行くととんでもない言葉が待っていました・・・・。 妊娠22週で前置胎盤ぎみ。高齢出産のリスクなのかなと悩みます。前置胎盤が治る見込みはあるのか心配…前置胎盤は治る確率はどのくらい?治す方法はある?一般的に低置胎盤・前置胎盤は赤ちゃんが大きくなるにつれ、胎盤があがり、赤ちゃんが下がってくると “高齢出産”という言葉を知ったのは、妊娠20週目の時でした。担当医が途中で代わり、最初に言われたのは「 さんは高齢出産ですからね…」。まさか自分が高齢出産にあたるとも思わず、お気楽にマタニティライフを過ごしていた私にはまさに「青天の霹靂」。 初産もかなり多いので、励みになりますよね。 40代で妊娠・出産した芸能人を紹介しておきます。(定期的に更新しています:最終更新2019年8月17日) 40歳で妊娠してみた - にほんブログ村; アラフォー(40歳から)の初産!妊娠・出産のリアル体験記. 38歳で晩婚ですが子供は欲しい気持ちはずっとありました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ ) ︎ 本格的な妊活開始は39歳になってからです。 流産を経て体外受精3回目で妊娠*:゚+。.☆.+* ⡱:゚ 高齢出産のため不安だらけ・・ コロナ禍での妊娠で孤独・・ アラフォーな … 39歳、妊娠がわかりました。悩んでいます。 主人47歳、私39歳、出産するかどうするか、悩んでいます。子供が成人するときには、お互いいい歳になってしまいます。半分、もう産まないだろうと思っていましたが妊娠しました。 「いつかは子供を持ちたいけれど、今はまだ仕事優先」「高齢出産の芸能人ママはたくさんいるから私だって大丈夫」「生理があるうちは妊娠できるはず」, ――さまざまな事情や思いで妊娠・出産を先延ばしにするうち、気づいたら40歳目前!という女性も少なくはありません。「30代はまだ若い」「いつでも産める」は本当なのでしょうか。, 女性が妊娠する能力(男性の場合は妊娠させる能力)のことを、「妊孕性(にんようせい)」といいます。妊孕性が高く、妊娠・出産に適しているのは、「ホルモンバランスがよい」「子宮や卵巣の問題が少ない」「卵細胞が老化していない」などの条件がそろっている状態で、年齢でいうと25〜35歳前後にあたります。, 妊孕性が35歳前後を境に下がっていくことは、科学的なデータからも裏付けられています。体外受精などの生殖補助医療を行った際の「妊娠率」を年齢別に見ると、25〜33歳では4割を超えていますが、それ以降は徐々に下がり、39歳では3割、44歳では1割ほどに低下します[*2]。女性の妊娠する力は、30代前半からすでに衰え始めているのです。, もちろん、39歳を過ぎてママになる人も大勢います。2017年に日本で生まれた94万6065人の赤ちゃんのうち、5万3613人(全体の5.7%)が、40代以上(39歳超)のママから生まれていました。実はこの数、20年あまり前(1995年)に比べて4万人以上も増えているのです。ちなみに年間の出生総数は、この20年あまりで約24万人も減っています[*1]。, さて、ここまで「高齢出産」「高齢ママ」などと書いてきましたが、妊娠・出産における“高齢”とは、医学的には何歳以上を指すのでしょうか。, 日本産科婦人科学会は、35歳以上で初めてのお産をする妊婦さんを「高年初産婦」と定めています。高年初産婦は、お産が長引いたり、赤ちゃんの染色体異常が増えたりするリスクが高まるため、「要注意妊婦」と位置付けられています。お産が2回目以降の妊婦さんに対しては特に定義はないものの、35歳以上であれば同様のリスクがあるとみなされます。, では、ママが35歳を超えると、どのようなトラブルが増えるのでしょうか。まず妊娠そのものが難しくなることは、先ほど説明したとおり。それ以外にも、さまざまなリスクが待ち受けているようなのです。, 30代半ば以降は、妊娠率が低下する一方で流産率は上昇します。前述した生殖補助医療のデータで「流産率」を見ると、25〜33歳では2割以下ですが、34歳で2割を超え、41歳では4割と約2倍に増加します[*2]。, 流産の主な原因は受精卵の染色体異常と考えられており、30代後半の染色体異常発生率は、前半に比べて約2倍に上るという報告もあります[*3]。, 受精卵の染色体異常は、赤ちゃんにさまざまな病気や障害をもたらします。代表的なものが「ダウン症候群」です。ダウン症候群の赤ちゃんが生まれる頻度もママが高齢になるほど高くなり、40歳の場合は25歳に比べて約10倍の頻度といわれています[*4]。, ママが35歳以上になると、妊娠前から糖尿病や高血圧、子宮筋腫、甲状腺疾患などの持病を持っているケースが増えてきます。これらは「合併症妊娠」と呼ばれ、妊娠に配慮した治療・管理が必要になります。, また、妊娠中に特有の病気に妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離(正常な位置についていた胎盤が出産前に突然剝がれてしまうこと)などがありますが(これらは妊娠合併症と呼ばれます)、これらの発症率も、ママが高齢になるほど高まります。, また、妊婦健診で子宮頸がんにかかっていることがわかったり、乳がんが発見されたりするケースも、年齢が上がるほど増えます。, 経腟分娩の赤ちゃんは産道を通って生まれてきますが、35歳以上で初産のママは腟や会陰がお産が進んでもなかなか軟らかくならず、子宮口が全開大になるまで時間がかかる傾向があります。, 陣痛が弱くなったり遠のいたりする微弱陣痛も起こりやすく、お産の途中でママが疲れきってしまったり、赤ちゃんの具合が悪くなったりしたときには「吸引分娩」「鉗子分娩」「緊急帝王切開」などの医療的な措置を行います。お産に伴う出血も、若いママより増えやすいようです。, 産後は急激なホルモン分泌量の低下や、お産の疲れ、慣れない育児などで心身が消耗しています。この時期には約3割のママが「マタニティーブルーズ」と呼ばれる気分の落ち込みを経験し、さらに重症の「産後うつ病」に移行するケースも約5%あるといわれています[*5]。産後うつ病の発症率は、「35歳以上のママのほうが、25〜34歳のママより高かった」とする研究報告があります[*6]。年齢の高いママは、心の不調にも注意が必要です。, 赤ちゃんを望んでいるのになかなか妊娠しない場合は、「不妊治療」も一つの選択肢となります。日本産科婦人科学会は、「健康な男女が避妊せずに性交しているのに、一般的には1年間、妊娠しない場合」を「不妊」と定義しています。, ただし、排卵がなかったり、子宮や骨盤周囲の病気をもっている場合は妊娠しにくいことが知られており、こういった場合は1年間待たずに、検査や治療を開始したほうが良いこともあります。, また、加齢により妊娠しにくくなっていることが疑われる場合も、待つことでより妊娠しにくくなる可能性があるため、1年を待たずに専門病院を受診したほうが良い場合もあります。, 不妊治療は、健康保険が適用される一般不妊治療と適用されない生殖補助医療に大きく分けられ、体外受精・胚移植や顕微授精といった生殖補助医療では高額な費用がかかりますが、国が費用の一部を助成してくれる制度があります。, 女性の年齢が43歳未満である夫婦で、夫婦合算の所得が要件を満たした場合に利用でき、39歳までは通算6回、40〜42歳は通算3回の助成が受けられます。申請する場合は、厚生労働省のホームページに相談窓口などの情報が公開されているので、まずは、該当する都道府県の窓口に相談してください。, 出典:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047270.html, そもそも妊娠までのハードルが高いうえに、妊娠合併症や難産のリスクも上がる高齢出産。「39歳の妊娠・出産はやっぱり怖い!」と思われたでしょうか。加齢によるデメリットは正しく認識しておく必要がありますが、恐れすぎることはありません。, 高齢出産にチャレンジするママにぜひ知っておいてほしいのが、「プレコンセプションケア(preconception care)」という考え方。「受胎(conception)前からの健康管理」を意味し、具体的には「将来の妊娠に備えて健康チェック、ワクチン接種などを済ませる」「糖尿病や高血圧、子宮筋腫などの持病があれば、あらかじめ治療・管理しておく」ことなどを指します。, 高齢ママには、これまでの人生経験や、職場・地域で築いてきたネットワーク、経済的な余裕などの強みもあります。そうしたメリットを上手に活用して、ゆとりをもって子育てすることもできるはず。また、パパはもちろん、赤ちゃんの祖父母、公的・民間の育児支援サービスなどの手も、必要に応じ、積極的に借りてください。何事も一人で抱え込まず、頑張りすぎないことが、子育てを楽しむコツです。, 39歳での妊娠・出産に加齢がもたらす数々のリスクがあるのは、まぎれもない事実ですが、正しい知識を持ち、適切に対処することで乗り越えられるものもあるはず。豊かな人生経験を積んでいるという強みを生かして、まずは前向きにチャレンジしみましょう。, ※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、医師の監修を経た上で掲載しました, ※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます, (株)マイナビが運営する、働くママのためのお悩み解決情報サイト。「ママの悩み解決」をコンセプトに記事をお届けしています。お悩みが多い、不妊・妊娠・出産・育児を中心に、医師監修済みの安心できる情報を提供しています。その他、お金・人間関係・ファッション・レシピなどの旬な記事も豊富なバリエーションで掲載しています。, 【衝撃発言】コロナ禍にひとりで出産!その後医師が告げた一言とは?『妊娠記録「4人めなのにドタバタでした。」』, 【完コピ】おもちゃのパソコンで遊ぶ娘、口調がママそっくり!『ワーキング母ちゃん日記 〜おうち仕事編〜』, 【立ち合いがNGに】バースプラン変更で、一番大切なことに気づく『妊娠記録「4人めなのにドタバタでした。」』, ママ友「意識高〜い」 私「……は?」大きな声では言えない、モヤモヤするママ友の言動, 【ママ友付き合いで大発見】復職後のワーママが「しておいたほうがいいこと」とは?『ワーママビジョン』, 【母になった外科医の想い】大切だからあなたが怖い、メスが遅くなるのと同じ…『外科医が母になりました。』, 【漫画】心の支えだったバースプランが……妊娠記録「4人めなのにドタバタでした。」Vol.7, 掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。 妊娠・出産 出産 陣痛 妊娠後期 妊娠10ヶ月 妊娠39週 35歳~39歳 女性 初産 編集部 早朝におしるしがあり、お昼頃に診察へ。 すると子宮口はまだ2センチだから陣痛までもう少しかかるね、と医師に言われました。 Copyright © Mynavi Corporation, 日本女性の平均初産年齢は、2015年以降は30.7歳となっており、今や、初めてママになる女性の5人に1人は35歳以上です[*1]。晩婚化・晩産化は時代の流れとはいえ、35歳以上の妊娠・出産には注意しておきたいことがいくつかあります。ここでは、30代後半での妊娠・出産について知っておきたいことを紹介します。. この記事の目次1 40歳の妊娠の可能性はどの位?1.1 40代の自然妊娠確率1.2 40代の流産確率1.3 40代の体外受精成功率・妊娠確率2 40歳で妊娠確率 … prev 数字で見る 40歳・40代の妊娠確率 next ミトコプラス(旧プレグルcb-1)口コミと評判 超高齢妊娠 40代で自然妊娠した従姉妹. 41歳初産予定~晩婚からの不妊治療での妊娠. 5年間不妊治療した過去があり、卵巣も片方摘出し子供のことは何となく心にしまっていたところに43歳で自然妊娠。流産したものの、まだチャンスがあるのならと体質改善を決心!45歳で妊娠出産の奇跡の道のりをご紹介。 39歳、来春には40歳になるものです。36歳の時に7歳年下の男性と結婚しました。主人がまだ若いし、子供なんかいつでも出来ると思っていたのですが無知でした。35歳がギリなんですね・・・。今年に入ってようやく子作りを始めたと 40歳自然妊娠→繋留流産→自然流産 - 42歳再妊娠目標ブログ - goo; 41歳で突然の自然妊娠は戸惑いだらけ。【高齢出産体験ブログ. 一方で、高齢となる35歳以上では、妊娠する確率が一気に小さくなり、35歳~39歳では52%、40歳を超えると妊娠するハードルがさらに上がることがわかります。 女性は歳を重ねるごとに妊娠しずらくなるとは聞きますが、実際は40代ってまだまだ若いですし、経産婦だと初産婦より妊娠しやすいとも聞きますよね。, また、近年の医療技術により40代での妊娠のおめでたもよく耳にするようになりました。しかし、40代で二人目の妊娠となると経済 … 39歳は高齢出産になる? さて、ここまで「高齢出産」「高齢ママ」などと書いてきましたが、妊娠・出産における“高齢”とは、医学的には何歳以上を指すのでしょうか。 39歳の「初産」は高齢 … dメニューニュースを適切に表示するために、JavaScript設定をONにしてご利用ください。, 日本女性の平均初産年齢は、2015年以降は30.7歳となっており、今や、初めてママになる女性の5人に1人は35歳以上です[*1]。晩婚化・晩産化は時代の流れとはいえ、35歳以上の妊娠・出産には注意しておきたいことがいくつかあります。ここでは、30代後半での妊娠・出産について知っておきたいことを紹介します。, 「いつかは子供を持ちたいけれど、今はまだ仕事優先」「高齢出産の芸能人ママはたくさんいるから私だって大丈夫」「生理があるうちは妊娠できるはず」, ――さまざまな事情や思いで妊娠・出産を先延ばしにするうち、気づいたら40歳目前!という女性も少なくはありません。「30代はまだ若い」「いつでも産める」は本当なのでしょうか。, 女性が妊娠する能力(男性の場合は妊娠させる能力)のことを、「妊孕性(にんようせい)」といいます。妊孕性が高く、妊娠・出産に適しているのは、「ホルモンバランスがよい」「子宮や卵巣の問題が少ない」「卵細胞が老化していない」などの条件がそろっている状態で、年齢でいうと25〜35歳前後にあたります。, 妊孕性が35歳前後を境に下がっていくことは、科学的なデータからも裏付けられています。体外受精などの生殖補助医療を行った際の「妊娠率」を年齢別に見ると、25〜33歳では4割を超えていますが、それ以降は徐々に下がり、39歳では3割、44歳では1割ほどに低下します[*2]。女性の妊娠する力は、30代前半からすでに衰え始めているのです。, もちろん、39歳を過ぎてママになる人も大勢います。2017年に日本で生まれた94万6065人の赤ちゃんのうち、5万3613人(全体の5.7%)が、40代以上(39歳超)のママから生まれていました。実はこの数、20年あまり前(1995年)に比べて4万人以上も増えているのです。ちなみに年間の出生総数は、この20年あまりで約24万人も減っています[*1]。, さて、ここまで「高齢出産」「高齢ママ」などと書いてきましたが、妊娠・出産における“高齢”とは、医学的には何歳以上を指すのでしょうか。, 日本産科婦人科学会は、35歳以上で初めてのお産をする妊婦さんを「高年初産婦」と定めています。高年初産婦は、お産が長引いたり、赤ちゃんの染色体異常が増えたりするリスクが高まるため、「要注意妊婦」と位置付けられています。お産が2回目以降の妊婦さんに対しては特に定義はないものの、35歳以上であれば同様のリスクがあるとみなされます。, では、ママが35歳を超えると、どのようなトラブルが増えるのでしょうか。まず妊娠そのものが難しくなることは、先ほど説明したとおり。それ以外にも、さまざまなリスクが待ち受けているようなのです。, 30代半ば以降は、妊娠率が低下する一方で流産率は上昇します。前述した生殖補助医療のデータで「流産率」を見ると、25〜33歳では2割以下ですが、34歳で2割を超え、41歳では4割と約2倍に増加します[*2]。, 流産の主な原因は受精卵の染色体異常と考えられており、30代後半の染色体異常発生率は、前半に比べて約2倍に上るという報告もあります[*3]。, 受精卵の染色体異常は、赤ちゃんにさまざまな病気や障害をもたらします。代表的なものが「ダウン症候群」です。ダウン症候群の赤ちゃんが生まれる頻度もママが高齢になるほど高くなり、40歳の場合は25歳に比べて約10倍の頻度といわれています[*4]。, ママが35歳以上になると、妊娠前から糖尿病や高血圧、子宮筋腫、甲状腺疾患などの持病を持っているケースが増えてきます。これらは「合併症妊娠」と呼ばれ、妊娠に配慮した治療・管理が必要になります。, また、妊娠中に特有の病気に妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離(正常な位置についていた胎盤が出産前に突然剝がれてしまうこと)などがありますが(これらは妊娠合併症と呼ばれます)、これらの発症率も、ママが高齢になるほど高まります。, また、妊婦健診で子宮頸がんにかかっていることがわかったり、乳がんが発見されたりするケースも、年齢が上がるほど増えます。, 経腟分娩の赤ちゃんは産道を通って生まれてきますが、35歳以上で初産のママは腟や会陰がお産が進んでもなかなか軟らかくならず、子宮口が全開大になるまで時間がかかる傾向があります。, 陣痛が弱くなったり遠のいたりする微弱陣痛も起こりやすく、お産の途中でママが疲れきってしまったり、赤ちゃんの具合が悪くなったりしたときには「吸引分娩」「鉗子分娩」「緊急帝王切開」などの医療的な措置を行います。お産に伴う出血も、若いママより増えやすいようです。, 産後は急激なホルモン分泌量の低下や、お産の疲れ、慣れない育児などで心身が消耗しています。この時期には約3割のママが「マタニティーブルーズ」と呼ばれる気分の落ち込みを経験し、さらに重症の「産後うつ病」に移行するケースも約5%あるといわれています[*5]。産後うつ病の発症率は、「35歳以上のママのほうが、25〜34歳のママより高かった」とする研究報告があります[*6]。年齢の高いママは、心の不調にも注意が必要です。, 赤ちゃんを望んでいるのになかなか妊娠しない場合は、「不妊治療」も一つの選択肢となります。日本産科婦人科学会は、「健康な男女が避妊せずに性交しているのに、一般的には1年間、妊娠しない場合」を「不妊」と定義しています。, ただし、排卵がなかったり、子宮や骨盤周囲の病気をもっている場合は妊娠しにくいことが知られており、こういった場合は1年間待たずに、検査や治療を開始したほうが良いこともあります。, また、加齢により妊娠しにくくなっていることが疑われる場合も、待つことでより妊娠しにくくなる可能性があるため、1年を待たずに専門病院を受診したほうが良い場合もあります。, 不妊治療は、健康保険が適用される一般不妊治療と適用されない生殖補助医療に大きく分けられ、体外受精・胚移植や顕微授精といった生殖補助医療では高額な費用がかかりますが、国が費用の一部を助成してくれる制度があります。, 女性の年齢が43歳未満である夫婦で、夫婦合算の所得が要件を満たした場合に利用でき、39歳までは通算6回、40〜42歳は通算3回の助成が受けられます。申請する場合は、厚生労働省のホームページに相談窓口などの情報が公開されているので、まずは、該当する都道府県の窓口に相談してください。, 出典:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047270.html, そもそも妊娠までのハードルが高いうえに、妊娠合併症や難産のリスクも上がる高齢出産。「39歳の妊娠・出産はやっぱり怖い!」と思われたでしょうか。加齢によるデメリットは正しく認識しておく必要がありますが、恐れすぎることはありません。, 高齢出産にチャレンジするママにぜひ知っておいてほしいのが、「プレコンセプションケア(preconception care)」という考え方。「受胎(conception)前からの健康管理」を意味し、具体的には「将来の妊娠に備えて健康チェック、ワクチン接種などを済ませる」「糖尿病や高血圧、子宮筋腫などの持病があれば、あらかじめ治療・管理しておく」ことなどを指します。, 高齢ママには、これまでの人生経験や、職場・地域で築いてきたネットワーク、経済的な余裕などの強みもあります。そうしたメリットを上手に活用して、ゆとりをもって子育てすることもできるはず。また、パパはもちろん、赤ちゃんの祖父母、公的・民間の育児支援サービスなどの手も、必要に応じ、積極的に借りてください。何事も一人で抱え込まず、頑張りすぎないことが、子育てを楽しむコツです。, 39歳での妊娠・出産に加齢がもたらす数々のリスクがあるのは、まぎれもない事実ですが、正しい知識を持ち、適切に対処することで乗り越えられるものもあるはず。豊かな人生経験を積んでいるという強みを生かして、まずは前向きにチャレンジしみましょう。, ※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、医師の監修を経た上で掲載しました, ※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます. 高齢初産は「35歳以上の初産婦」と定義されています。ただしコレは1993年以降のお話。それまでは実は「30歳以上の初産婦」でした。社会的に30歳以上の出産が増えたからということもありますが、いろいろな結果から実質的に 37歳、38歳の妊娠率だけを調査したデータは検索できませんでした。 日本産科婦人科学会 生殖医療「年別 治療周期数」に掲載されています。 「年別 治療周期数」によると、 妊娠率は37歳で21.2%、38歳で19.7% です。このデータは妊娠した確率で出産まで至った確率では … 私で37ですが、同じ日に出産した方が39歳、自然妊娠、初産の方が3人いました! 私も自然妊娠の初産です みんな元気で赤ちゃんも可愛かったです. 38歳前日第一子出産→39歳第二子妊娠中。 育児記録と妊娠記録を綴ります。高齢なので色々心配! 日本産科婦人科学会により、35歳以上での初産が高齢出産と定義づけられています。高齢出産になる理由は人それぞれ。ライフスタイルによるものであれば、ほしいのになかなかできなかった、というケースもあります。リスクを伴う高齢出産ですが、決して悪いことばかりではありませ … 購読する. 40歳・40代の自然妊娠確率. 年齢別の自然妊娠の確率の統計データが判明しているので紹介します。 40歳の女性が、妊娠を望んで排卵日に性交渉をした場合の妊娠確率は「 5% 」というデータが発表されています(1回の生理周期あたり)。 ということで、単純に計算して 40歳の女性 … 体外受精にて妊娠中です。産院選びで迷っています…33歳、初産、持病なし。①現在治療をしている個人病院…産科のみなので、何かあれば総合病院に回されます。食事が美味しいのと、ヨガやアロマセラピーなど、リラクゼーションが充実しています。 12月7日 ; はじめてのママリ. 【医師監修】39歳の妊娠・出産で知りたいこと!高齢出産?リスクはある?(マイナビウーマン子育て)日本女性の平均初産年齢は、2015年以降は30.7歳となっており、今や、初めてママになる女性の5人に1人は35歳以上です[*1]。晩婚化… 厚生労働省によると、出産(初産)平均年齢は約30歳とされています。しかし、妊娠率や出産のリスクから考えるとこの平均年齢は理想的なのでしょうか。ここでは出産平均年齢を初産から第二子・第三子まで解説し、ベストな出産年齢・リミット、高齢出産のリスクまで徹底解説します。 39歳 初産 親バカ物語. 回答有難うございます。アラホーでも自然妊娠された方々がいらっしゃるんですね。 12月7